二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: \ ONEPIECE の 憂鬱 / ( No.5 )
日時: 2010/01/12 23:11
名前: *)李兎´`!.. (ID: faSasGNm)

*—02´`@..「BAD」


教室の中には知らない奴ばっかり。
ただ知っているのは薄い紫色のショートヘアーで
無口で俺的不思議っ子な女子だ。


「有希ー!」


俺は、ソイツを観察していた。
少しばかり気になっていた。人間観察は嫌いではないし。
その途中に馴れ馴れしい奴が不思議っ子に近づいていった。

ふーん、アイツ有希っていうのか。つうか、友達居るのかよ。

何故かしら腹を立てる俺は頬を膨らましながらも有希を観察し続ける。

友達は、肩までの髪の毛に黄色いリボンか何かをしている様子だった。
…俺は、何だか気にくわなかった。

ふと、俺の視線に気付いた有希と気にくわない奴が俺を見てくる。
視線を逸らす暇もなく気にくわない奴が俺に近寄ってきた。
が、それは勘違いで俺の後ろにいた…


「鹿が何で此処にいるのよ?」


そう、鹿に奴は気をとられていた。


「俺は鹿じゃねぇっ! トナカイだっ!」


めちゃくちゃ怒る鹿はただの鹿だと思った。
怒鳴る鹿に群がる女子達。コイツが浮かれていたのか。
と、思った。

俺は、煩いのが嫌いだった。
だから、ガタンッと席を立ってから、
鹿とその周りに居る女子達をきつく睨んで教室を出て行った。

教室を背にした俺に


「何あれー?感じ悪っ。」
「女の癖に睨んだぁ。」
「チョッパー、あたしこわぁいっ。」


鋭い口調で俺の事を言うやつも居れば、
甘ったるい声で助けを求めるやつも居る。
馬鹿げた奴らだ。

俺は、屋上へと向かった。