二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ポケスペ†ボク等の願い†[8代目] ( No.21 )
日時: 2010/01/13 23:28
名前: 月妃 ◆K7F//gj7Ps (ID: ixDFu4/i)
参照: ユウナ目線

#12 不幸の知らせ

そして、シンオウ地方
2人はコトブキのポケモンセンターでポケモンの回復をしていた

私は、暇つぶしにポケセンのテレビを見ていた。医療系のユウトが苦手なドラマの一つだった
それの途中、急にニュースになった

《緊急ニュースです。カントー地方マサラタウンで、3人が重軽傷を負う事件が発覚
1人の……“レッド”被害者は刃物で切られ、重傷、命に別状は無いという情報です。後の、“グリーン”、“ブルー”被害者は軽傷。犯人の情報は今のところありません。引き続き警察官が捜索している模様です。では続きをどうぞ》


そのニュースの内容が、信じられなかった

「うそ……レッドが………皆が………!?」
「ユウナ………今の……」

ユウトも見ていたらしく、同じように驚いていた

《ユウナ様、ユウト様、ポケモンの回復が完了いたしました》

アナウンスが鳴って、私達は直ぐに受け取り、ポケセンを出た


「………行こう、カントーに。ミチル!!」
「あぁ………。フライ!!!」

私はミチルの背中に、ユウトはフライの背中に乗って、カントーを目指した


            *


カントー地方、トキワシティ
前に、病院はトキワにあると聞いたから真っ直ぐそこへ向かって病院に行った

入ろうとしたその時、見覚えのある人に出会った

「あ……ユウナさん」
「イエロー……さん」
「イエロー…」

イエローも、ニュースを聞いたらしく、真っ直ぐ此処に来たと言う


私とユウトとイエローは、受付で3人の病室を聞いた
病室は、2階の216室だという
私達はエレベーターで向かった


「………大丈夫ですか? ユウトさん………」
「え、あ、あぁ……だいじょう……ぶ」

ユウトはそう言ってるけど、顔はかなり青ざめていた。そういえば、ユウトは————

そんな事を考えてるうちに、病室についた
「ボ、ボクが先に入りますね」
「あ、はい」

イエローは、ノックをして、扉を開いた


部屋には、包帯を巻いた3人が居た。白い包帯の所々には紅い血が染まっていた

「血………。うあ……あ……」
「ゆ、ユウトさん!?」

ユウトは、一番苦手で嫌いなモノを見たせいか、かなり精神不安定状態に陥っていた

「ユウト、部屋出ていいぞ。無理すること、無いから」
「あ、ああ……ごめんな……」

レッドの言葉にユウトは素直に受け入れ、覚束ない足取りで部屋を出た。イエローも、心配だからと言って部屋を出た


「………あの、どうし……て、こんな事に……なったの?」

私の問いかけに、3人は暫く黙っていたが、レッドが口を開いて言った


「お前の父さんに、やられた」


—————————————————————え?


続く