二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【復活】+闇夜の足跡+【REBORN】 ( No.8 )
- 日時: 2010/01/18 17:52
- 名前: 黒蝶 (ID: hpvIgKEu)
スレツナ小説。。
【崩れだした顔】
ガララッ
ゴミを捨ててから戻ってくると早くも先生が来ていた。
「お、何だ沢田か、早く席に着け。授業を始めるぞ」
「はい。すいません」
そういって綱吉はイスに座った。
数学の授業。綱吉は教科書とノートを開いて先生の話を聞く。
勿論聞いてるふり。聞かなくても中学の勉強なんて簡単だ。
だけど、当てられたときには今綱吉はダメツナだからわからないふりをする。
別に頭が悪いなどと想われてもいいのだ。
綱吉がほしいのは、『ボンゴレ十代目にならない』というチケットなどだから。
(はぁ・・・・・・・・・。あ−・・・。彼奴(先生)こっちむいてんな。絶対当てる気だろ・・・)
綱吉はちょっとうつむいて目線を下に下ろした。
しかしそれも先生に気づかれたのか、先生はニヤリと笑いながら綱吉の方に目線を向ける。
「ほう、沢田。一人前に目をそらして、そんなにあててもらいたいのか?よし、じゃあ問4をといてみろ。」
すぐに教室からは笑い声が聞こえる。
(下向かなくても当てただろうに・・・・・・・・・)
綱吉は心の中はめんどくさそうに表ではおろおろしたようにたちあがる。
「えぇっと・・・・・・・・・・・・・・・わ・・・分かりません」
そんなのは勿論嘘だが、綱吉にとっては問題が分かろうが分からなかろうが別に関係はない。
綱吉は勉強よりも生活の方が大事なのだから。
「分からないなら勉強をしろ。おまえみたいな負け組は勉強するしかないんだ」
また教室から笑い声があふれる。
勿論演技だが綱吉は頬を染める。照れを隠すようにうつむいて手で隠す。
(ふ・ざ・け・ん・な!!!!!!!!!何で俺がてめぇらと同じにされんだよ。)
正直綱吉はいらついていた。
そんな気持ちでいっぱいで先生の話を聞くことをとうに忘れていた。
勿論普通に授業は進み授業の時間は終わる。
残りは1時間と部活のみ、だ。
(だる・・・・・・・・・・・・・・サボっかな・・・・・・・・・・・・・・)
そのまま綱吉は誰にも気づかれないように学校を出て行った。
「なにすっかな・・・・・・・・・帰っても親になんか言われるだけなんだもんな・・・・・・」
綱吉は誰にも聞こえないような小声で喋った。
「ねぇ。何処に行くの?」
吃驚した綱吉は演技をするのをすっかり忘れてきつい目で後を振り向く。
そこに立っていたのは・・・・・・・・・某風紀委員長だった。