二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 稲妻伝説!【イナズマイレブン】 ( No.7 )
日時: 2010/01/17 16:41
名前: くろーばー (ID: SLKx/CAW)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=12354

第16話 5つの門


「天門、鬼門、人門、風門……
 聞いたことがあるぞ。
 確か、『山海経』にある物語が元に
 なっていて、それぞれある方角を差している」

豪炎寺も鬼道に劣らず、頭がいい。
さすが、医者の息子だ。

「……ついていけねー。
 暑くて頭もさえねー」

半田がボーッとしている。

「鬼門は北東、天門は北西、人門は南西、
 風門は南東。じゃあ雷門はどこなんだ?」

「天門になんとかかんとかって
 書いてあるのは、これ意味があるのか?」

うーん、とまた妙な顔をして考える風丸たち。

「とにかく、北西にある祠とか、北東の桃の木とか、
 片っ端から探っていけばいいんじゃないか?
 ここでじっと考えてても、何にもならないぞ!」

「そうだな、円堂の言う通りだ!
 早速行ってみるか!」

半田がようやくやる気(なのか?)を
見せ始めたとき、階段を上ってきた
マックスが息を切らしながら言った。

「半田!風丸!何やってんだよ!!
 今日は塾の夏期講習だろ!?
 遅刻するぞ!」

「いっけねー!忘れてた!!
 円堂、じゃあな!」

半田と風丸は慌てながら階段を降りていった。

「じゃあ俺たちも行くとするか。
 『雷門』の場所を突き止めにな!」

「おう!……でもどっちに行けば
 北西なんだ?」

「太陽は東から昇り、南を通って西に沈む……
 今の時間は3時くらいだから、太陽は
 南西だな」

「つまり影の先端が北東か」

「その前にさ、稲妻町の町内地図見れば
 わかるんじゃないのか?下にあるぞ」

円堂には豪炎寺と鬼道の言っていることが
全くわからないらしい。

むしろ、わかったら凄い。


続く!!