二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

パーティーって何であんなに盛り上がるんだろうね ( No.11 )
日時: 2009/09/10 08:40
名前: 風隆 (ID: B2mAVKR/)

「綱吉様、守護者と執事が揃いました」
「それじゃ、行こうか」
「はい。お客様は会場に入れるよう言っておりますので、会場に向かうだけで御座います」
「服装は?」
「守護者様はスーツで統一しております。
執事は、天野時雨と中野紫雲は着物、桜美崎はメイド服、その他はスーツ・燕尾服です
会場へお連れします。どうぞ、こちらへ」
 
ボンゴレ豪邸、今宵はパーティーで御座います
 
「大変長らくお待たせいたしました。この邸の主、ボンゴレ十代目とその守護者と執事で御座います」
 
空と誠也はゆっくりと扉を開けた
それと同時に会場が盛り上がる
 
「あの方が十代目!カッコいいー!」
「守護者も執事もかっこいいわね」
「女の子もメイドさんも居るわよ!可愛いー」
 
歩いている時、小さな少年が駆け寄ってきた
 
「十代目ぇ!サインください!」
「すみません、一夜御坊ちゃま。後ほどに回して貰えますか?」
「ちえー」
 
一夜は渋々執事の元に戻った
 
「一夜君も大きくなりましたね」
「そうだね」
「綱吉様、この後に挨拶があります。皆様、段を上がって、ステージでお待ちください」
「……群れるのは嫌いだ」
「恭様。後ほどお相手するので我慢ですよ」
「……仕方ないな」
 
拍手が続く中、守護者はステージに上がる
 
「それでは、ボンゴレ十代目・沢田綱吉様よりお言葉を頂きたいと思います」
「皆様、今宵は我々ボンゴレ豪邸へ来て頂き、実に有難う御座います。お食事やご歓談、心行くまでお楽しみください!」
「…有難う御座いました。それでは、乾杯の程を、ボンゴレ九代目より頂きたいと思います」
 
「それでは……ボンゴレの今後の発展を祈って…乾杯!」
「乾杯!!」
 
ガラス同士がぶつかる音がした
 
「守護者様、ステージの下へどうぞ」
「お嬢様、足元にお気をつけください」
「あ……ありがとう」
 
ステージを下り、守護者はそれぞれ解散した
 
「今晩は、綱吉君」
「お久しぶりです、九代目」
「空も元気そうだね」
「九代目も、お元気そうで何よりです」
 
「隼人様、ビアンキ様とシャマル様がお待ちです」
「ケッ……」
「隼人様……どこへ行かれるのですか?」
「わーったよ……」
 
「よぉ武」
「親父、久しぶりだな。竹寿司は繁盛してるか?」
「おぉよ!今日もいっちょ握ってきたんでぇ。
時雨君、武が世話になってるな」
「いえ、若の世話をするのが、私めの仕事で御座いますので」
 
「リョーヘイ!久シブリダナ!」
「ウスキー!久しぶりではないか!!」
「太陽モ元気ソウデ何ヨリダ」
「日本語上手くなったな、親父」
 
「ランボ、久しぶリ!」
「イーピン!俺と遊べ!!」
「駄目だヨ!後デっ!」
「ちえ…俺……良い子だから我慢する……」
 
「よ!恭弥」
「何だ、君か……」
「そうカリカリしないでください、恭様」
「紫雲も大変だな」
 
「犬…千種……来てくれたの…?」
「べ…別に、お前のために来たんじゃねーびょん!骸さんに会いに来たんだびょん!」
「……居ないから意味は無いんだけどね……」
「……お嬢様」
 
「お楽しみの最中ですが、特別ゲストに来て頂いております!」