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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 幻想──【REBORN】 ( No.6 )
- 日時: 2009/09/22 16:28
- 名前: 香織 ◆nm53MU7uSk (ID: 9udQ5X2q)
標的1『謎の少女』
「此処が…沢田綱吉の住んでいる……」
一人の少女が一つの家の前で呟いた。
ピンポーン──……
少女はチャイムを鳴らした。
「はーい」
ドアが開いた。
家の中から一人の少年が出てきた。
これがⅤongolaⅩ世?普通の人ね……
少女は首を傾げ虫を観察する様にツナをジロジロ見た。
「きっ……君誰?」
ツナは少女に聞いた。
「私? 私は桜 葵と言います」
葵は丁寧に自己紹介をした。
「えっと、何で此処に来たの?」
ツナはまた問いかけた
「今日は大事な話を言いに来たんです」
葵は言った。
「大事な話?」
ツナは首を傾げた
『沢田さんの家に一緒に住ましてもらえないでしょうか?』
「えぇっ!?」
葵の言葉に戸惑うようにツナは情けない声を出した。
「駄目…ですか?」
『いいぞ』
其処には一人の赤ん坊が立っていた。
「リボーン!!」
ツナはリボーンの声で後ろを振り向いた。
「ちゃおっス、葵宜しくな」
「お前、宜しくって…勝手に決めるなよ」
ツナは少し嫌そうに言った。
「良いじゃねーか、葵はイタリアから来たばかりで住む所がないんだぞ」
「えっ! イタリアから…そうなの?」
ツナは葵に聞いた。
「はい…でも良かった! 住む所が見つかって」
葵は笑顔で言った。
まぁ困ってたみたいだし良いか──……
ツナは心の中で思った。
そして……
この時から彼女の計画が進んでいた──……
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