二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: どう森中学校生活 ( No.4 )
- 日時: 2009/12/04 16:59
- 名前: 獣好き ◆liV5rqUuQA (ID: IsQerC0t)
- 参照: 動物の森・・・住人がかわいくてけしからん!!((は?
第49章 アニマルタウン(映画鑑賞終了編)
映画はとても満足した。鑑賞中は驚くことに、アデレードが自分から手をウイグルの手に重ねてきた。僕はまたドキッとした。そしてラストシーンのほうで、彼女が小声で彼のことを呼んでいたのに気がついた。
「ねぇウイグルさん・・・キス・・・しない?」
「・・・・・え?」
そして彼女が大胆にも口を近づけてきた。彼はどうしていいかわからなかったので、何もできなかった。そして映画が終わった。明かりがゆっくりと戻ってきたので、彼女は慌てて恥ずかしくなった。
「ほら、行こう。」
彼は手を差し伸べた。彼女は顔を赤くしてうつむいて手を握った。そして9番シアターから出た。
「けっこうお熱かったですね。」
「!!?ぺ、ぺりこさん!!?」
なんと、ぺりこも同じ映画を見ていたのだ。
「ぺりこさん!」
「ウフフ。あなた達を見ていたら・・・うらやましくなっちゃったわ。私も・・・アデレードさんのように積極的だったら・・・」
「あれ?ぺりこさんに・・・ウイグルさんにアデレードさんじゃないですか?」
「まぁ、あさみさんじゃないですか!!?」
あさみもいた。
「いや〜偶然ですね。私、『あわい恋物語3』を観ていたんです。」
「僕達は、『伝えたい想い』を観ていました。」
「あ〜あの最新作を観たんですね。あれは私も気になるんですけども・・・どうしても『あわい恋物語シリーズ』最終作の『あわい恋物語3』を観たかったんです。」
あさみは、『あわい恋物語』という恋愛ドラマの熱狂的ファンで熱が入った。
「そういえば、ぺりこさんとあさみさんはこれからどうするんですか?」
ウイグルが聞いた。
「私はお姉さんに何か買って帰ろうと思います。」
ぺりこが言った。
「私はドラマのカレンダーを買ってから帰ろうと思います。」
あさみが目を輝かせて言った。
「あいかわらずですね、あさみさんは。」
アデレードが言って皆が笑った。そして、2人は散っていった。
「・・・じゃあ、また街でいろいろしようか。」
「ええ。」
アデレードとウイグルが手をつないで、映画館を後にした。
「わたしたちも行くわよ!」
変装しているたまが言って、その他ぞろぞろと2人の後をついていった。
以上です^^次回には・・・あの方を登場させます!!