二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 迷路姫 [REBORN] ( No.14 )
- 日時: 2009/10/31 19:00
- 名前: りおな ◆Nls3uHn4/Y (ID: slitpE5G)
いち *
「 あ、の... 」
おどおどした様子で答える、ライオン男。
——失礼? 知らないんだから。名前。いいじゃない。
蜂蜜色のような髪で、ライオンのようなツンツンした髪型。腰まで、ある。光に当たると、綺麗。
肌色は白っぽく、顔のパーツが整っている、が。
瞳は、大きく茶色のような色をしていて、何でも吸い込みそう。
「 紅茶、何、味がいい? 」
「 ......レモン。 」
わかった、待ってて。と言い残す、ライオン男。
あたしはその間、辺りを物色していた。
一つ、気になったものは、大きな青い石が付いた、リング。
手にとって、ふと気づいた。英語で、何か書いてある。
「 ボ...ン、ゴ......? レ? 」
解読してみた。それと同時に、あっ!と声を出す。
紅茶を、コト、と置くと、こちらへ向かう。
「 駄目っ、これは、玩具じゃないんだ! 」
「 見せろ。 」
「 無理! 」
「 ——てめえら、煩い。 」
ぎゃあぎゃあ、と叫びあってる時に、暗いトーンの男がやってきた。
ツナ、エスプレッソ作れ。とライオン男に向かって言う。
そして、あたしの方を見る。
帽子男は驚いたような口をし、また無表情になる。
( なんなんだ? こいつら。 )
とか思いつつも、「君も来て、出来てるから。」と言う。
コト。と大盛りエスプレッソを帽子男の前に置く。
.
「 てめー、名前は? 」
「 ...雪乃迷姫。 」
くす、と小さく笑うライオン男に、怒りそうだ。
ふと思うのだが、こいつ等...いくつだ?
あたしは、一応...二十歳いった、が。
「 ——俺は、沢田綱吉。つか、迷姫。ライオン男ってた? 」
にやあ、と不敵...というか黒い笑みで言う。
ぞく、ぞくぞくっ!と背筋が震えたのは、気のせいではなさそう、だ。
「 つ、綱吉か。で、そっちの帽子男...は? 」
「 死ぬ、か?てめー。 で、俺はリボーン。 」
ちゃ、んと教えてくれた。けど。
めっちゃ 怖 い !
チャキ、と銃装備してるし!
けど、とっさに、ネックレスを出し、ポウ、と白い炎を燃やす。
手にその炎を掴み、分けると、白い炎を、素手に燈す。
「 まさか。貴様... 」
( え、なんなんだって、こいつら__! )
いち *