二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: マサラ学園日誌〜夢に向かって突き進め!〜 ( No.10 )
日時: 2009/12/08 17:27
名前: くろーばー (ID: SLKx/CAW)

第101話 冬が来る


リーグ戦が終わったあと、グランドフェスティバル
も開催された。全国大会ではユウリが2位に
なるなど、快挙だった。

ミ「凄いじゃん!次のコンテストで優勝すれば、
  トップコーディネーターになれるかも
  しれないんでしょ?」

ユ♀「あ、うん……」

2学期の行事もほぼ終わり、のんびりとした
空気に変わったマサラ学園。

期末テストも終われば、あとは冬休みを
待つのみ。

ユ♀「ねぇカスミ。クリスマスは誰かと
   どこかに行くの?」

カ「そうね……まだ決まってないわ」

ユ♀「そうだよね。でも、サトシと行くことは
   確かでしょ?」

カ「!!ユウリ〜?」

カスミが赤面した。ユウリは思わずプッと
笑ってしまった。

カ「な、何よ」

ユ♀「いや、カスミとサトシってやっぱり
   お熱いな〜って……」

カ「からかうのもいい加減にしなさいよ〜?」

カスミとユウリは笑いあった。


窓を開ければ凍るような風と、
葉のない木々。冬だなとしみじみ思うこのごろ。

針のように肌を刺す北風は、感覚を
なくしてしまいそうなほど冷たい。

こんなときに、大好きな人と一緒にいれたら
幸せなんだろうなと、ユウリは思った。

同時にカスミたちが羨ましくなってくる。

ユウリは身震いしながら寮に戻った。


続く!!