二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: マサラ学園日誌〜夢に向かって突き進め!〜 ( No.15 )
日時: 2009/12/24 18:58
名前: くろーばー (ID: SLKx/CAW)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=12354

第105話 年末の大掃除!


クリスマスは過ぎていき、
正月を迎える準備が始まった。

学園の大掃除も部活単位で行われ、
1年の締めくくりを実感する人が多い。

11月から学園の華だったクリスマスツリーも
電飾を外して普通の木に戻った。

代わりに、寮の玄関前に門松がある。


ユウリはコンテスト部の担当場所、
管理棟の3階廊下を掃除していた。

窓からは外にいるユウヤの姿が見える。

ホ「ユウリ、早く掃いてよ」

ユ♀「あ、うん」

ユウリはハッとしてほうきで
掃き始めた。

窓をちらちら見ると、どこかのクラスの
女子と楽しそうに話してる。

今日の目標は無言清掃だぞ……と
心の中でつっこみながら、ユウリは掃除を続けた。

でもやっぱり気になるのでもう一度見る。
今度は男子も混じってワイワイ遊んでる。
すると、先生が来て怒られる。

あーあ、怒られた。

ユウリは表情を変えずに掃き続けた。

が、急にプレゼントのことを
思い出してしまった。


受け取って……くれたのかな?

もし嫌われたらどうしよう。

引かれてしまったらどうしよう。


胸の内の不安がこみあげてくる。

ちなみに今回、人生で初めて男子に
プレゼントをあげたのだ。

不安で不安でこのままだと、夜も寝れなさそう……

ホ「ねぇ、ごみ残ってる」

ユ♀「……ごめん」

ちょっとホノカにイラッとしながら、
ユウリは無言でごみを掃いた。


続く!!