二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【銀魂】桜幻想 〜貴方に沢山の愛を【オリキャラ募集中】 ( No.10 )
日時: 2009/11/24 21:37
名前: 凪 (ID: KUb8h/jV)

【”謎の”ってつけりゃぁなんでもカッコイイもんだって、まじで】




「━━━━━…〜♪」

さてさて、やっと頭の傷も治り真選組の外に
出られるようになりました。
肝心の記憶はまだ戻っていないみたい
ん?服?
そんなの関係ねぇ!・・・あ、古かったかな?

と、いうわけで私は今、江戸を散歩中です

「やっぱ、漫画道理なのかー…」

風景やミニスカ風の着物すべて漫画道理だったのだ
つまらないわけではないが、面白くも無い

「(ま、いっか。これはこれで楽しいし)」



「イヤァァァァァァァ!!!」

そんなほのぼのした私の気分が一気に変えた悲鳴

A「赤ん坊が落ちそうだぞ!!!!」

B「誰か救助隊呼んでこい!!!!」

「…人?」

野次馬も多く集まっている
どうやら女の人が抱いていた赤ん坊が
いきなりベランダからすべったらしい
誰も見ていないようなので詳しい事はわからないが━━━━…

「一大事…だよね!」




*

?「この中にいるはず…」



赤ん坊の母「あっ!!!!!!」

誰もが目を閉じた
そう、いままで出っ張りにかかっていた赤ん坊が
落ちたのだ

「やめてッ━━━━…!」

?「!」

「「「え…」」」

誰もが驚いた、赤ん坊が浮いていたのだ
そのまま下に着地、…無傷で。

「━━━━━━…」

私は他の人達のように喜べなかった

「(さっき…自分の体から何かが出るのを感じた)」

・・・もしかして さっきの 赤ん坊を救ったのは…

?「そう、貴方よ」

「 !?」

背後の人の声にバッと後ろを向く
そこに立っていたのは黒だらけの女の人
背もスラっとしていて、手にステッキを持っていた
まとめると美人さん

?「貴方の力で、貴方が、赤ん坊を救ったのよ?」

「貴方は…誰、ですか?」

?「私はデッドマスター”死の番人”…」

「…力?死の番人…?貴方は何を知っているの?」

デッドマスター「…それはまた今度、次に会う時にお話しましょう━━━━…」

「・・・!?」

ハッとするともうデッドマスターはいなくて
野次馬や赤ん坊もいない、元の江戸

「(まるで、私とあの人の会話だけが別の時間だったみたい…)」


*

「たーだいまーです」

色々あって疲れた私にさらなる仕打ち

沖田「あ、帰ってきた」

土方「さっさと飯作れ」

子を持つ親の気持ちというものでしょうかこれは…
嗚呼、むかつく☆

「・・・・眠い」

「「あ?」」

「おやすみなさい!今日は寝ます!」

土方「あっ!ちょ、ま━━━━…」

シャッ───
ふすまが閉まる、行き場のない土方の手

沖田「あーあ、土方さんが”飯作れ”なんて言うから
  怒って寝ちゃいましたぜ」

土方「なに俺のせいにしてんだ!!!」




*

「(土方さん、沖田さん、その他の隊員の皆
   ごめんね、今日は作る気分じゃないだ☆)」

デッドマスター
私の謎の力
あの時の時間経過

考えれば考えるほどに眠れない

「(もう、さっさと寝ちゃおう。
   明日朝ご飯ちゃんと作って謝らなきゃ)」






デッドマスター「・・・やっと見つけた。
       これで…ふふふ───…」

飛鳥「・・・・・」



続く (次はきっと万事屋偏…のはず!)