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【どーでもいいことってちょっと気になる】


「銀ちゃんさーん！あーっそびーましょーっ！」

さて、私は只今万事屋に遊びに来ています
だって万事屋のみんなとも仲良くしたいじゃん☆
という訳で今日は遊ぶぞ…ふふふ！

「・・・あれ？」

”返事がない、ただの屍のようだ”

「いやいやいや!!!絶対いるはず!!」

ピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーン
ピンポンピンポンピンポンピンポンピンポン…

　　　バンッ

銀時「うるせーババァ!!!!金なんてネェよ!」

勢い良くドアが開いたかと思えば人の足
何故私はこんなにも、運が悪いのでしょう
嗚呼…気が…遠…く…

━━━━━………い

━━━━━━……おい！！

「・・・あ」

神楽「あ！目ぇさましたアル！」

新八「まったく、銀さんが蹴ったりするから」

神楽「そうアル！この蹴りで桜がまた記憶喪失になったらどうするネ!!」

銀時「いやー、だからババァが家賃とりにきたのと間違えたんだって」

「あ！そうだ！・・・これ銀さんに」

銀時「？」

「苺パフェです！」

銀時「…え？え!?何々貰っていいの!?
　　もらっちゃっていいのコレ！？　」

「Yes！ユー貰っちゃいなYO☆」

全員の好きな物はリサーチ済み！
これで全員と仲良くなれる！ふふふ
あ、別に変態じゃないですよ？
あれ？ちょ、本当ですって！もどってきて!!

「あ、それで神楽ちゃんに
　　卵かけご飯用の醤油を・・・」

神楽「キャフォォォォォイィィィィ!!!!!
　　何アルか!?このお宝は！！明日から卵かけご飯祭りネ」

「ユー食べちゃいなYO☆」


「・・・そして新八さんに」

新八「え！マジ僕にもあんの!?ヤベェ嬉しい!!」

「メガネ」

新八「やっぱメガネオチかよぉぉぉぉぉぉ!!!!
　　なんで僕だけメガネなんですか!?もっとあるでしょ！」

「ユーかけちゃいなYO☆」

新八「かけねぇよ!!!!」

銀時「おいおい、新八　桜様になんて事言うんだ」

神楽「そうアル！口をつつしむヨロシ」

新八「ちょ、なんで二人とも洗脳されてんの!?」

「「「ユーかけちゃいなYO☆」」」

新八「・・・帰ろう」



*

「今日は楽しかったです、お邪魔しました」

銀時「いやいやー、暇になったらまたパフェもって来なって、待ってるから」

神楽「私もご飯用意して待ってるアル！」

新八「ちょ…二人ともお土産目的じゃないですか！
　　───…桜さん、また来てくださいね」

「はい、じゃあ次は青のメガネ持ってきますね」

新八「いや、もうメガネネタいいから!!」

「じゃ、ばいばーいっ！」

銀時「おう、気ぃーつけて」


*

やっぱり万事屋楽しかったなぁ！
銀さんとか神楽ちゃんとかメガネと話せたし！

「・・・ん？」

沖田「あ、来ましたぜィ」

土方「おら、さっさと帰るぞ」

「迎えに来てくれた……んですか？」

土方「ま、誘拐とかされても困るしな」

沖田「俺は桜目当てで」

「へーそっか、ありがとー……ん？」

土方「あ？」

「あれ？さっき沖田さんなんて…」

沖田「あのゾンビのお面で驚く反応が面白かったし
　　何気に俺は桜が気に入ってますからねィ」

「はぁ…えっと……ありがとう？なのかな？」

土方「俺に聞くな」

「あ、そか」


覚えていないお母様、私は”あの”沖田さんに
気に入られたようです…
・・・あれ？沖田さん＝ドS
気に入った＝もっといじめてくる！？

あれ？これっていい事なのか！？





続く
主人公は天然（鈍感）という設定です！きっと！((