二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【銀魂】桜幻想 〜貴方に沢山の愛を【オリキャラ募集中】 ( No.6 )
日時: 2009/11/23 20:11
名前: 凪 (ID: SjhcWjI.)

【記憶喪失とか少しは憧れるよね】

鳥達の声、窓からさす光
少し肌寒い朝

だけど違う、私の部屋じゃない
もっとも 私の部屋なんて覚えてないけど☆


*

「朝ご飯ですよー」

眠いのを我慢し、ボーっと歩いて周り
隊員や他の皆さんを起こしに行く
ギシ、ギシと伝わってくるボロ…古さ。

「マヨバ━━━…土方さーん
   朝ですよー」

土方「おい、テメェさっきマヨバカって言おうとしただろ」

「やだなぁ、土方さん。被害妄想ですYO☆」

土方「じゃあ、なんで目ぇそらしてんだ?」

「…あ、沖田さん起こしてきますネ」

土方「おいっ!ちょっ━━━…」

「朝ご飯…食べておいてくださいね^^
  今日も私のオマケつきですよ」

土方「━━━…は、はい」


「(さすがに昨日遅く寝すぎたか)」

そう、私は遠足の前日に眠れないタイプの子なんです
昨日はこれから”あの”真選組や万事屋と
生活できると思うとワクワクして眠れなかった

「おーきーたーさーん」

沖田「・・・」

「朝でっすよー」

沖田「・・・」

「…沖田さん?」

ガラ━━━…

沖田の部屋のふすまを開けた瞬間
彼女はかたまった
強烈な叫び声とともに

「ギャァァァァァァァァァァァァァ!!!!」


土方「ブッ…なんだぁ?」

別の部屋で朝飯を食べていた土方達が
沖田の部屋へと…
行った瞬間、彼等もかたまった

「ひひひひ土方さん!!!
  ぞぞぞぞぞぞぞゾンビガァァァ」」

彼女に抱きついていた
いかにもグロテスク、まぁゾンビなのだが
全身というわけでなく、ただのお面
もちろんホラー系が大の苦手である彼女は
そんな事確認するでもなく、突然抱きついてきた
ゾンビが離れるまでジタバタしている

土方「おい!お前主人公がしちゃいけない顔になってるぞ!!!
  …おい総悟いいかげんにしろ」

「へ?お、沖田さん?」

沖田「なんでィ、ただのスキンシップじゃないですか。」

土方「スキンシップにそのお面は必要か?」

沖田「だってアイツも悲鳴をあげるほどに喜んで…
    ・・・あり?」

土方「あ?」

「へ?」

沖田「名前…なんだっけ?」


*

土方「・・・で名前は覚えてんのか?」

ご飯を食べ終わって、片付けも終了
所変わって、ここはゴリ…近藤さんの部屋
何故か銀さん達までいる

近藤「そういえば、名前聞いてなかったな」

沖田「もう適当にポチでよくないですかィ?」

神楽「たまアル!たま以外許さないネ!!」

銀時「いやー、ここはパフェで…」

新八「いや、とりあえず聞きましょうよ;」

「えー…と。桜?だった気が…」

銀時「桜?桜餅でよくね?」

新八「いやよくねーから、」

土方「で?苗字は?」

「んー…覚えてないなぁ…」

沖田「まぁ下の名前がわかっただけでも
  いいんじゃないですかィ?」

近藤「そうだな!これからは桜ちゃんとでも言うか!」

沖田「なんか近藤さんが”ちゃん”付けでいうと
  ロリコンの匂いがしますねィ」

銀時「んじゃ、改めてよろしくな桜」

「はい、よろしくおねがいします」









デッドマスター「・・・来たわね…」



続く (次はデッドマスター・桜の力偏です)