—プロローグ—私は、あの時助けてくれた貴方にお礼が言いたい。だって、貴方がいなかったら、今頃私はここにはいなかったはずだもの。おばあちゃんに聞いた、ある男の子の話。きっと貴方が助けてくれたのでしょう?会いたいな。私も死神になって、少しでもお役に立ちたいです。でも、そうするとおばあちゃんが一人になってしまうので、まだ決められません。いつか、また貴方に会えることを祈って、今日も眠りにつきます。おやすみなさい。