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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ☆BLEACH☆ —貴方にまた会いたくて— ( No.3 )
- 日時: 2009/11/24 17:23
- 名前: 和奈 (ID: pJ0RzEWL)
第一話
西流魂街一地区 潤林安。
そこに住む、優しそうなおばあさんと、いつも元気いっぱいな子—愛梨。
2人は、3日前に知り合いその日から一緒に暮らしている。
「おばあちゃん、頼まれたもの買ってきたよ!」
「すまないねぇ。それじゃぁ、しまっておいてくれるかい?」
「うん、分かった。」
ちょっとした会話の中でも、いつも笑顔が絶えない。
「おばあちゃん、ちょっと遊びに行ってきてもいい?」
「いいけど、おそくならんようにな。」
「はぁーい、行ってきます!」
そう言って、元気に近くの森へと走っていく。
森の中を通り抜けて、ある丘まで登っていく。
そこからは、流魂街が一望できる愛梨の秘密の場所。
そして、近くには小さな滝。
滝と、水の流れる音を聞きながら流魂外を眺める。
皆が笑顔にあふれていて、とても見ていて気持ちがいい。
ちょっと横になって目を瞑ってみる。
水の音や小鳥達が泣いている声が聞こえてくる。
しばらくそうしていると、近くに人の気配がした。
誰かの足音。それは、近く、自分の所に向かってきている。
目を開けて起き上がってみると、銀髪の少年がこちらに向かって歩いてきていた。
その人は、おばあちゃんにも話を聞いた人。
——私を助けてくれた人だった。
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