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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: VSヴァリアー編 …のようなもの ( No.18 )
- 日時: 2009/12/05 23:55
- 名前: 白い恋人 (ID: nWEjYf1F)
1.
「う、うぅぅぅ……」
あ、あれ?落ちてからどれくらい経った?おかしいな。たぶん死んで……あ、じゃあここは天国?
そんな事を考えていると、急に横から声がした。
「おーい、お前死んでんの? 生きてんの?」
ん?……どこかで聞いた声だな……。誰だっけ。
あともう少しで出てくるのに。べ、べ……えっと……。
「やめなよベル。まだ意識が……む。起きた……ようだね」
この声も聞いた事あるような……。
って、え?今、ベルって言った?ま、まさか……。
「お前起きろよ。せっかく助けてやったんだし。ししし……」
こ、この笑い声。やっぱり……。
「プリンス・ザ・リッパーのベルフェゴール!?」
「!」
やっぱり、合ってるの?信じたくねぇんだけど……。
「驚いたな……お前何者だい? ベルの事を一般人がそこまで知っているなんておかしいな」
え?だ、だってお前ら漫画に出てるじゃん。アニメにだってなってるよ?
……あれ?ってことは……現実と二次元の狭間に出来る伝説のブラックホールに、俺入ることができた……って事か!?じゃあ、あいつら……嵐や雨たちはどこに!?
「ん? じゃあお前関係者なの? まさかヴァリアー?」
「え? いや、俺は……」
「そういや、スクアーロが今日新入りが来るって……」
え?何か話がどんどん進んで行ってるよ?え?
「じゃあ、お前ヴァリアーなんだ。俺はベルフェゴール。って、もう知ってるのか。お前は?」
「え、あ、夕張大空……」
「ふぅん、大空。ボスの尺に触るような名前だね。まぁいいけど……僕はマーモン。よろしくね」
「あ、よ、よろしく……」
あ、握手……。す、すげぇ……。漫画の中でしか見られなかったのに。
「ししし……。とりあえず、ボスの所に行ったほうが良くね?」
「そうだねベル。さぁ行くよ大空」
……え?ちょ、待とうや?
続く
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