二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 恋心 【学園アリス】 ( No.14 )
- 日時: 2010/02/05 21:25
- 名前: ☆優羅☆ ◆lgZxYXLY$g (ID: TEtEJYHD)
ちなみに能力別授業とは……その人のアリスによって種類があり、5つのクラスに分かれる。
そのクラスごとで授業をするのだ。
5つのクラスには、『潜在能力系』、『技術系』、『体質系』、『特別能力系』、『危険能力系』がある。
潜在能力系は世間で言う、『超能力』。
透視、予知、発火能力、幻覚を見せる、心を読む……などの能力が当てはまる。棗も本来はここ。
裕くんや心読みくんなどはここ。
技術系は物を作るときに発生し、作った物に魂を吹き込む、
発明、感情を動かす演奏、描いた絵が動く、不思議な料理を作る……などの能力が当てはまる。
蛍や野乃子ちゃん、アンナちゃんなどもここ。
体質系は人や動物を惹きつけるフェロモン醸し出したり、
顔や体を粘土に作り変える……などの能力が当てはまる。
ルカくんやパーマなどもここ。
特別能力系は略して『特力系』(蜜柑曰く、みそっかす系)と呼ばれ、上の3つ(潜在能
力系、技術系、体質系)に当てはまらない能力。
ドッペッルゲンガー、影操り、無効化、他者の能力を増幅する……などの能力が当てはまる。
蜜柑や風峨、亜柚梨などもここ。
危険能力系は略して『危力系』と呼ばれ、
ジャンルを問わず、高い攻撃力や危険性を秘めた能力が当てはまる。
炎、氷、悪霊使い、空気使い、呪い、虫使い、影使い、アリス盗み……などの
能力が当てはまる。棗などはここ。
「急げ〜〜!!」
お兄ちゃんは蜜柑を担いだまま走った。
私は後ろから追いかけるが、まったく追いつかない。
うぅ〜……お兄ちゃんのバカァ〜〜!!
私はお兄ちゃんにムカつきながらも必死で走った。
そして……ガラッ!!
つ、着いた〜〜!!
私はお兄ちゃん達より、3分ぐらい遅れて着いた。
「お、遅れてすいま……」
「こら〜〜!!亜柚梨!!遅い!!」
せんって・・・言おうとしたら、美咲先輩が怒ってこっちに来た。
美咲先輩こと原田 美咲 HARADA MISAKI。
美咲先輩はドッペルゲンガーのアリスの持ち主。
多数の分身を出現させることが出来る。
学年は中等部で私のお姉さんのような存在。
すごいモテる。
「……ごめんなさい……」
私は小さく言った。
「……もぅ、いいよ……」
美咲先輩はそー言って私の頭をポンポンッと叩いた。
やっぱり優しいなぁ〜!!
私はニコニコして美咲先輩を見ていた。
「おっ!!亜柚梨!!遅かったじゃねぇか!!」
お兄ちゃんがニヤニヤして言った。
「お兄ちゃんのせいでしょ!!」
私がドスドスと音を立てて歩いて行こうとした時……
「ゴォラァ〜!!風峨ぁ〜〜!!」
美咲先輩が凄い大きな声を出しながら、お兄ちゃんを蹴り飛ばした。
「……いてててて……」
お兄ちゃんは壁で頭を打ったみたいで頭をおさえていた。