二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: BLEACH 零を背負う者 ( No.2 )
日時: 2009/12/05 15:00
名前: 湯山 アヤカ (ID: VTrHJ6VV)

2 零番隊の秘密
  珠 視点
 朝 7時
 俺、泉 珠は、起きる用意をしていた。
 あっ、ちょっと待てよ。俺、一応女だから、
やっぱり一人称は『あたし』ね。
 いっつもは、男装してるんだ。
 死覇装を着て、コンタクトを付けようとしていると、突然ドアが大きな音と共に、開いた。
 「隊長ぉーーー、生きていますかぁーーー!!」
 「うわぁー・・・て、
れんか・・・・・・」
 この子は蓮川 煉(はすかわ れん)。
零番隊の副隊長なんだ。ちなみに、あたしは隊長ね。
 「どうした、煉」
 「隊長がいつもの起きる時間より、1時間過ぎてもまだ起きないので、死んでしまったのでは・・・
と思って」
 「バカか・・・、お前は」
 「バカだなんて、ヒドイです、隊長ぉー。僕は
隊長の事が心配で、心配で、いつも心配してます
けど、さっきはもっと、いつもより心配で——」
 あたしは、あたしについての気持ちを熱く語って
いるバカを、ほっといてコンタクトを付けようと
手元を見た。
 すると、そこには、割れて破片と化したコンタクトがあった。
 そうやら、煉が突然入って来たときに、びっくり
して握りつぶしてしまったらしい。
 あたしはため息をついた。
 また、涅隊長に造ってもらわなくちゃ・・・