二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 絆は永遠に・・・【ONE PIECE】 ( No.20 )
日時: 2009/12/06 22:35
名前: ☆優羅☆ ◆mgRjlakr$H (ID: 2IzplCUb)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=14135

私は家に帰る途中もず〜っと考えていた。

「おかえり。」

家に帰るとお母さんの声が台所から聞こえてきた。

けど私は『ただいま。』も言わず、階段を駆け上がった。

「爽莉!!『ただいま。』ぐらい言いなさい!!」

お母さんの怒鳴る声が背中越しに聞こえたが、私は夢中で階段を上って、自分の部屋に入ろうとした時・・・

ガチャッ

私の隣の部屋のドアが開いた。中から出てきたのは、私のお姉ちゃんこと、萄岱 莱魔。

大学2年生で私の相談に良く乗ってくれる優しいお姉ちゃんだ。

「・・・爽??どうしたの??お母さんの怒鳴る声が聞こえたけど・・・」

お姉ちゃんは私の顔を見ながら言う。

私は優しい言葉をかけてくれるお姉ちゃんを避けて、自分の部屋に入った。

「・・・爽??爽莉??どうしたの??」

お姉ちゃんはそんな私を心配してか、ドアを叩きながら聞いてきた。

私はいつもならすぐに開けてるはずなのに、今回は開けなかった。

20分ぐらいたった頃、私はお姉ちゃんが居なくなったか確認しようとドアを開けた。

すると、お姉ちゃんは寒いのにず〜っとドアの外に居たみたいで、ニッと笑いながら強引に入ってきた。