二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ウラギリモノ 【D.Grey−man】 ( No.7 )
日時: 2009/12/13 13:08
名前: 優奈 ◆IkysoCM3Bs (ID: cMvwpEUp)

 暖かい空気


     綺麗な建物


 そこには多くの黒服がいた




 「名前は?」
 「_____雪森 マシロです」


 長身でめがねをかけた白衣の男はメモを取りながら私の話を聞く。

 「何歳かな?」
 「_____正確には覚えてません」

 「だいたいでいいよ」
 「____15だと思います」

 「僕と同い年ですね♪」

 私の座っている椅子の後ろから声が聞こえた。
 先ほどの白い髪の少年で、確か・・アレン・ウォーカー。

 「フム、じゃぁ、行こうか」
 「___何処へ?」

 「君の力を調べに、だよ」
 「・・・、」



 瞬間移動のように私は目的地へと着いた。


 目の前には


      怪しい人


 

 絵本で出てくる


       巨人のような____女性



 「ヘブ君、宜しく」

 彼がそういうといくつもの触手のようなものが私を包んだ。

 「怖がることは・・無い」

 「____怖くないですよ」

 私はそれに答えた。


 「ヘブラスカっていうんですよ」

 アレンがマシロに声をかけた。
 マシロは口の中で繰り返しつぶやく。


 「じっと・・・していて・・くれ」
 「____はい」


 何かを探るように私の中で何かが動いている。


 額と額を合わせ、ヘブラスカがつぶやく。


 私は聞いていない。


 「・・・90%、だ」

 「僕より多いですね・・」
 「初期のアレン君より多いね〜」


 後に説明を受けて数値が高いほどいいと知った。


 彼、コムイさんは私に手を差し伸べた。


 「ようこそ、黒の教団へ___歓迎するよ、君をエクソシストとして」
 「一緒に戦いましょう!」

 
 私は数秒間その手を見ていた。


 そっと手を伸ばし


 握手をする



 そして     一言





 真っ直ぐ



     前を見て




 「______宜しくお願いします。」