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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: BLEACH×NARUTO*〜光〜* ( No.1 )
- 日時: 2009/12/06 00:43
- 名前: 雛 (ID: Nf5qxtZ9)
「…行って参ります、お兄様」
大きなお屋敷の門から、1人の少女が現れる。
「ぁ、おはようございます!うちは隊長」
「おはよう」
「隊長!隊首会に遅れちゃいますよ」
「雛森!」
「はい」
「行くぞ」
「…はいっ」
「あ…隊長!ずるいですよ!!扇子に乗るなんて…」
「雛森も乗るか?」
「ぁ…私は…」
「乗れ、遅れるぞ。いいのか?」
「の…乗ります!」
「落ちないように気をつけろ」
「…はいっ」
ビュン、と背中に固定してある大きな扇子の上に乗って行く。
「あら、うちは隊長。おはようございます」
「おはようございます、卯ノ花隊長」
「その扇子、便利ですわね」
「そうですね」
「では…」
「はい」
軽く頭を下げ4番隊隊長卯ノ花烈と4番隊副隊長虎徹勇音が通り過ぎる。
それに応じて5番隊隊長うちは杏と5番隊副隊長雛森桃も通り過ぎる。
「雛森…」
「はい」
「遅れたか?」
「いいえ…」
「まぁ、良い。久しぶりに早く来たな」
「ゴメンなさい」
「謝るな、私はお前に謝られるほど賢くない」
「ぁ…えと」
「行くぞ」
「……はいっ」
「少し急ぐぞ」
2人は、さっきよりも早いペースで歩き、隊首会会場へ急ぐ。
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