二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: [PS] わたしの旅 [連載UP] ( No.182 )
- 日時: 2009/12/12 17:56
- 名前: 桜庭 (ID: LrH9JZZt)
第64話 トーナメント!
運悪くトーナメントで優勝しないと
アカネとの勝負が出来ない事になったマイ
勿論、残念な気持ちはマイだけではなく
この会場にいる挑戦者全員だ
「えー、くじでトーナメント相手とか決めるので並んでください」
「トーナメントは初め色別でやるのでくじを引いたら
その色の各部屋に行ってください」
審判の方が必死で作成をしたくじをひく挑戦者
くじの箱は机の上にズラリと並べられている
「はい次の方ー」
(とっ……届かない!!)
「あ、ごめんねーどぞー」
くじの箱に手を伸ばそうとしたとき身長が足りなかったのだ
審判の方は笑いながらマイにくじの箱を渡してきた
ぐっ、とくじの中から色のついた棒を取り出す
「赤色……」
「はい赤ね、じゃあ手前の部屋ね」
「分かった、ありがと」
赤色のくじをひいたマイは手前にあった赤い部屋ゾーンという部屋に入った
(うわっ! 怖そうな人ばっかだあ……)
「はい、私が赤い部屋ゾーンを担当します審判です」
(わー綺麗な人だあ)
「では、このくじを引いて下さい」
またくじを引けというのか、と怒りを表した挑戦者を尻目にマイは
素直にそのくじを引いた
それは番号が書いてあるものだった
「今回ジムの挑戦者は20名。赤10名青10名で分かれております。
では、まあとりあえずくじを引いて偶数はこちら奇数はこちら側に並んでください」
ゾロゾロとくじを引いていく
そして全員が引き終わると審判が並べた順番は
1番 2番
3番 4番
5番 6番
7番 8番
9番 10番
だった
「では今からお隣の方と対戦をしてもらいます。
勝った方はまたこちらの部屋に戻り負けた方はお家に戻って下さい」
審判が何気酷いことを言ったような気もするがマイは気付いていない
「7番かあ」
マイがそう呟くと対戦相手の……そう8番の相手が声をかけてきた
「お前が相手かあ、よろしくな!」
「はっはい!」
笑顔が素敵な少年だった
「では各自スタジアムへ移動してください」
−その頃ゴールドは−
「暇だなあ」
「ぱむー」
「お、これ戦いの様子が見れるんじゃん!」
「ぱむ!」