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第58話　コガネシティDE迷子

ジョウトでの大都会、コガネシティに
ついたゴールドとマイ。
だが……

「……ごーる、ど」
「りゅう？」

ポツンと人ごみの中にたつ
２つの小さな……人とポケモン

(うりゅ……)
「りゅう！？」
「ぴっか！？」
「フィ！？」
「コンッ！？」

ポタリと一筋の涙がマイの頬を伝う
そんなマイを見た手持ちポケモンたちが
驚きの声を上げる

「ちゅう……」
「ふにゃっ　あう……ピーくんありがとう」

泣き崩れるご主人様の涙をペロリとなめとる
ピカチュウに礼を言うマイ

「……そだね。泣いても何も変わらないもん
泣かないよ！」

おー！と人間一人と個性あるポケモンよんひきが声を上げた

「とりあえず、人ごみから離れようか」

コクリと頷く手持ちに笑顔を見せる
:
:
順調に進んでいたかと思っていたのだが…

「あう!?」
「ご、ごめんなさい。大丈夫？」

人とぶつかり転んだマイを起こそうと手を差し伸べるのは……


(綺麗な茶色の髪だなァ)