二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 銀魂〜出動!真選組!!〜 ( No.23 )
日時: 2009/12/06 17:09
名前: 梨栖 ◆T95tOIbT$. (ID: 9ySylEp9)
参照: http://ミツバさん・・・あんた・・・私の枕を涙で濡らしたね・・・

事件簿十三枚目〜羊数えるの自体に夢中になって結局寝れないことも多い〜


近藤*いや〜。それはめでたい!式には是非真選組総出で出席されてもらうよ。

須藤*この度は御結婚おめでとうござりまする。←近藤がバカなことしないか見張り役。

近藤の真向かいに座る、大和撫子という言葉が型にはまる女性は緑茶をカタン、と置いて

??*でも正直結婚なんて諦めていたのよ。こんな身体だし、こんなおばさんだし。

女性は透き通るように白い手を、胸元辺りに持ってきた。

近藤*いやいや!ミツバ殿は昔と何も変わらんよ!綺麗でおしとやかで賢くて総悟もよく話していたよ。

須藤*お話だけでございましたが、自慢の姉だと聞かされておりました。お話の通り雅なお方で・・・・

ミツバ。そう呼ばれた女性は、ただただ物静かに笑って

ミツバ*もう。お二人とも。おだてても何もでないわよ。

そんな会話がなされている毛やの*襖に隠れて隊員達が密集していた。

*襖=ふすま

隊員*誰だあの人?何話してんの?何笑ってんの?

隊員*結婚が何たらと言ってなかったか?

隊員*お妙さんというものがありながら・・・局長の野郎!!

山崎*お前等知らねーの?あれ、沖田さんの姉上のミツバさんだよ。

大誤解を招かないうちに山崎はそっと教えた。

隊員*ああ、あの毎月激辛せんべい贈ってくる。辛くて食えねんだよな。

隊員*しってっか?こないだ何も知らずにアレ食った副長が・・・・

〜回想〜

須藤*何じゃコリャー!喉が焼けるううぅぅ!!・・・間違いない。これは何らかの兵器じゃ・・・

〜終了〜

御月*へ〜・・・あのサドスティック星の王子のねぇ・・・似ても似つかないよねぇ〜。

山崎*だからよく言うでしょ?兄弟のどっちかがチャランポランだともう片方はしっかりするって。

御月*ナルホド〜。バランスとれるように出来てるね〜この世の中!

ガシャン!!・・・隊員たちは背後に何か嫌な予感を感じた。

ズドカン!!

隊員*ぐあああああああ!!!

バズーカによる威力で、襖もろとも隊員達が吹っ飛んだ。

ミツバ*まあ、相変わらず賑やかですね。

御月*たーまや〜♪

なんて言ってる李麻の首元にシャキン!!一本の刀が降り立った。

近藤*おお!やっと来たか総語!

沖田*すいやせん。こいつ片してから行きまさァ。

ミツバはその様子をいぶかしげに見て

ミツバ*そーちゃんダメよ。お友達に乱暴しちゃ。めっ!

ミツバという人の存在をよく知らない人々は固まった

須藤*(ミツバ殿オオォォォォ!それは総悟がよくウザがる対象であるぞ!実の姉とはいえそんな・・・)

御月*(馬の耳に念仏、ぬかに釘付け、暖簾の腕押し、馬耳東風・・・・・)

山崎*(御月さん!そんなこと考えてる場合じゃないよ!アンタ一番危機的状況にさらされてるんだよ!)

カラン。沖田の刀は畳に落ち

沖田*ごめんなさい!お姉ちゃん!!

山崎*えぇーーーーーーーーーーーー!!

須藤*(しかも土下座か。)

しかも頬を赤らめているようにも見える。

近藤*ハハハハハ!相変わらず姉上には頭が上がらんようだな総悟!!

沖田*お久しぶりでござんす姉上。江戸まで遠路遥々ご足労、ご苦労様でした。

見たことのない沖田に、一同は唖然とした。

近藤*さあ!兄弟水入らず。邪魔するだけヤボというものだ。総悟。今日は休め!姉上に江戸を案内しな!

沖田の表情はパッと明るくなった。

沖田*ありがとうごぜえやす!ささ、姉上!

近藤に引きずられている李麻は

御月*局長・・・何アレ。

近藤*あいつはなァ、幼い頃に両親を亡くしてそれからずっとミツバ殿が育ててくれたんだ。

須藤*つまりあの方は総悟の親代わりであると。

近藤*そういうこった。

須藤*さて、今日は総悟が休みとて私には仕事がありますゆえそろそろ行かねば。山崎!

山崎*はい!!

ミツバと二人の仕事。これが大きなかかわりを持つとはまだ誰も知らなかったのであった。