二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【ボカロ×REBORN!】 ‡青色ヒットマンKAITO!‡ ( No.11 )
- 日時: 2009/12/12 16:09
- 名前: 葛端 ◆Jm1.jcFZPA (ID: COldU63y)
- 参照: http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/view.html?340447
標的004 —転入生殺し屋来る!—
キーンコーンカーンコーン♪
次の日。
「10代目!! おはようございます!!」
「あ、獄寺君おはよう……」
ツナははぁ、と溜息を着く。
無理も無い。
変わった人の集まるボーカロイドの人を探せなんて……
写真は一応渡されたけど……ますます探しにくそうな人だった。
1人は緑色のツインテールに何故かネギを持っている女子。
1人は赤色の服に酒を持っている女の人。
次は2人写っている金髪っぽいショートヘアに蜜柑を持ってる女子。
それと上に結んでいてバナナを持ってる少年。
1人はピンク色の髪にこれまた鮪を持っている女の人。
そして最後に紫色のポニーテールに茄子を持っている男の人。
……どれもちょっと変だよね!!?
てか皆持ってるもの変だよ!!
カイトさんのアイスも何か変だけど!!
ツナはとにかく落ち込んでいた。
「獄寺……隼人だよね??」
ふと獄寺君を見ると横に昨日の小さな男の子がいた。
昨日の子だ!! とツナは内心思う。
獄寺は何で知ってんだよ!!と怒ってる(いつもだけど。
「ちょっと……来て」
「なぁっ!!? ……ッチ。10代目、すぐカタを着けます」
「え!!? ちょっとカタって!! ……あ」
もう獄寺君はいなかった。
今度は何なんだよ〜!!
ムシャクシャしながら一応学校へ向かった。
「あ!! 遅刻する!!」
ふと時間を見て俺は走っていった。
——————教室。
ギリギリ雲雀さんには会わなかった。
教室に入るとツナは目を丸くした。
何で皆いるの——————!!?
まだいない獄寺君を除いてほぼ全員のファミリーが集合していた。
山本はともかく……
何でお兄さん!!? しかも雲雀さん!!? さらに骸!!?
しかもどうでも良いけどランボまでいる!!?
「よぉ!! ツナ!! 小僧に人物探しごっこしろって言われてよ!!」
出たよ山本節!!
遊びじゃないんだって!!!
「極限燃えるぞ!!」
「……そいつらが強いなら……咬み殺す」
「クフフ……面白そうですね……」
お兄さんも雲雀さんも骸も反応違う———!!
何でそんな余裕で要られるの!!?
「はい静かに静かに!! 今日は転入生を連れてきました!!」
え?? 転入生??
ツナはボーッと考えていた。
マトモな人だと良いなぁ……
すると扉がガラッと開いた。
「クルークだ……よろしく……」
良かった!! まだマトモだ!!(多分
ツナはふと溜息をつく。
何処かクールな感じの人だけどまだマトモな感じもする。
でもマトモなのはクルークさんだけだった……
「転入生のエカルです……飴欲しい奴は俺に言えよ♪ ヤハハ♪」
「法蒔 愛だよ!! アハハハー宜しくねー★」
「秋本 春です。宜しくね^^」
「自分は雷風 黄です(笑顔」
「僕は霧弥 ルイ、僕の食べ物に手を出したら……分かりますね??^^」
何でいるの——————!!?
何で通り名のボーカロイドがぁぁぁ!!!??
ツナはツッコミを入れる。
でも他は納得している様子だ。
「クルーク君は雲雀さんの隣、エカル君は沢田の隣、法蒔君と秋本君が隣、雷風君が山本の隣、霧弥さんが獄寺……ってあれ、獄寺は遅刻か??」
あ!! そうだった!!
「ちょ……ちょっと遅れてくるそうです!!!」
「そうか……仕方ないな」
これはほぼいつもの事なので先生は溜息を着いた。
それでエカル達はそれぞれの席に着いた。
———そして。
「お前……雲雀 恭弥か?」
「そうだけど?? ……咬み殺されたいわけ??」
早々に二人は仲悪そうにしている。
クルークは小さな声で言った。
「放課後……屋上に来てもらおうか……」
雲雀はニヤッと笑っていた。
「別に良いよ……僕も同じ事言うつもりだったしね」