二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 鋼の錬金術師 光影の少女  ( No.1 )
日時: 2009/12/12 16:54
名前: 椿薔薇 (ID: Q3zV8Sch)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=14385

−大雨の降り荒れる夜中0時、田舎には珍しい大きな白い教会。二人の少女がうずくまっていた、一人は右腕から血を流している少女。もう一人は口から血を出していた…二人の少女が見る先には血で赤くそまった棺がおかれていた。棺の中ではは黒い何かがうごめいていた。…大きな雷の音、黒い何かはピタリと止まりそれから動くことはなかった。−

第一話「始まり」
とある田舎行きの列車のなか、ひときわ目立つその兄弟は列車の客の視線を浴びていた。
「こんなド田舎にてがかりなんてあるのか?」
そんな視線をきにすることもなく少年は言った。
少年の名はエドワードエルリック、金髪金眼に真っ赤のコートを着た見るからに背が小さい…(だれが豆粒ドちびかっ!!)こんななりでも国家錬金術師。−鋼の錬金術師−の二つ名を持ち有名である。
「兄さんが片っ端から手がかり集めに行こうっていったんでしょ?」
地図を開きながら大きな鎧の…声は少年は言った。
そんな鎧の彼はアルフォンスエルリック。エドワードの弟だ。とても目立つ大きな鎧にいろんな意味で目立つ国家錬金術師。
この兄弟はある禁忌を犯してしまった…錬金術の禁忌である人体練成を行ったのだ。
練成は失敗、アルフォンスは全てを奪われエドワードは右腕を持っていかれた。だがエドワードはアルフォンスを再度練成し魂だけを戻すことが出来た、それを鎧に定着させた、エドワードはアルフォンスの練成で左足も持っていかれてしまう。
そして今。エドワードはオートメイルをつけている。そして分かるように鎧がアルフォンスだ…彼らは「賢者の石」という石で身体をもとにするため旅をつづけているのだ。
「そうだけどよぉ〜…」
「ここ、マムア村。」
アルフォンス(以降アル)は地図を指差した
「小さい村でありながらここ出身の国家錬金術師は多くいる・・・ってか」
「うん。大佐がそういってたんだし、行ってみる価値はあるって。」
「まぁ、とりあえず片っ端に。だもんな」
兄弟は立ち上がった、この小さなむら「マムア村」に向かう為。
列車から降りると民家が場所ばしょに立っていた。そして見上げると綺麗な白い教会が・・・

第二話「出会い」
「ここがマムア村か…なんとなくリゼンブールに似てるな!」
エドワード(以降エド)はあたりを見回して言った。
「だね!あの教会なんて綺麗で」
「あぁ。とりあえっ…うおっ!?」
エドが歩き出した瞬間に目の前が赤くなった
「うわ!…ごめんなさい!」
「いてて」
エドが顔をあげるとそこには顔だちの整った茶髪をポニーテールにした少女がいた。
その少女とぶつかったようだ…
「兄さん大丈夫?」
「あぁ、大丈夫だ」
「本当にすいません!ケガとかしてませんか?」
立ち上がると少女とエドの目線は同じ、どちらかというとエドのほうが少し小さい。彼女は赤の珍しいような柄や形のミニワンピースを着ていた。
「君、ここの村の人?」
アルフォンスが聞いた
「はい、私フィラオ アムールって言います!」
アムールと言う少女は握手を求めてきた
「俺はエドワード エルリックだ」
「弟のアルフォンス エルリックです」
握手を交わした三人。
「(鎧が弟なんだ…)…?あ、エドワードってもしかして国家錬金術師の?」
「あぁ。こんな田舎でも知ってるんだな!」
エドは少しうれしそうに言った
「兄さん、田舎なんて失礼だよ。すいませんアムールさん」
「いや、田舎だから(笑)でも、他の人は知ってるかな…微妙。私は軍の人から教えてもらったの!えと、私のことはアムールでいいよ!」
無邪気な笑顔で話す。アムールの言葉で歩きながら話している三人
「軍人が、、、こんなとこにも来るんだな。何の用で来たんだ?…俺のことも好きによんでいいぞ」
「僕もアルでいいから」
「えーと、勧誘にきたの。国家錬金術師にならないか?って。驚いたよ!こんな私に大佐の人がわざわざくるなんて…」
その言葉を聴いていろいろ驚いた二人だった
「国家錬金術師に!?アムール錬金術できるのか?というか…勧誘に大佐って!」
「大佐ってロイ・マスタング大佐?」
「そういってた。よさそうな人だったよ?エドとアルは知り合いなのかな?」
「あのボケ大佐!!。話戻すけど国家錬金術師に?どう答えたんだアムール?」
声を上げてエドが言う
「かんがえときます。って言ったんだ、どうせ私なんか無理だとおもうけど」
「そうなんだ〜ところでアムール何歳?」
「私エドと同じだよ!大佐さんがエドのこと話してくれて、君と同い年なんだって言ってた」
アルは二人の背を見比べた
「同じ!?」
エドはなんだかうれしそうだ。身長のことだろう
「でもエドより大きいよ!」
その言葉にエドは口がひきつった
「なんで知ってんだ・・・?」
「大佐さんが言って…」
その言葉にエドは大声を出した
「あんの、ボケ大佐っ〜〜!!」
エドの声が村中に響いた