二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 鋼の錬金術師 光影の少女  ( No.2 )
日時: 2009/12/12 16:58
名前: 椿薔薇 (ID: Q3zV8Sch)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=14385

第三話「姉妹」
「まぁまぁ、」
その後も少しエドの怒りは続いたがその怒りが引いてきた頃
「私の家で夕飯食べていかない?…どうかなエド・アル」
「ん〜そうだなぁ。行くとこないし腹も減ったしお邪魔するか?」
「そうだね。でも僕はおなか空いてないんで…」
申し訳なさそうにアルはいった
「そうなの?とりあえず行こうか!」
アルは少し迷ってから
「アムール、僕のこと聞かないの?こんな鎧で…」
「アル…」
「聞かないよ。誰にもいえないこと、聞かれたくないことあるもんね〜アルも自分から話さないってことは振れられたくないことなんでしょう?」
「う・・・うん(なんか…信頼できそうだなアムールって。でもそれでこそ隠すのは…辛い)」
「ここだよ!お姉ちゃんただいま!」
小さな民家だった。そこからは声は聞こえない
「ほら入ってはいって」
アムールはドアをあけて手招きした
「お邪魔しまーす!」
「しまーす!」
そこにはひとりの少女が微笑みながら机を拭いていた
「お姉ちゃん!今日はお客さんがいるの」
「」
口を動かしているが無言
「いらっしゃい。すわってどうぞ。だって」
「お姉ちゃん、しゃべれないのか?」
「うん。そうなの、ノープルっていうの」
彼女はずっと兄弟の身体をみていた。そしてアムールの右手を見て…のどを触った。

第四話「真実の跡」
「じゃあ用意するからちょっと待ってて!」
「アムール、なんか空いてる部屋ってあるか?少し借りたいんだけど」
「ん〜もう使ってない研究室ならあるけど…汚くていいなら、いいよ!階段あがって右の奥の部屋だから」
アムールは階段を指差した
「ありがとう。兄さん、行こう」
「あぁ、サンキューな」
階段を上がった先にはいくつかドアがあった。言われた研究室というのに向かい奥の部屋のドアを開ける二人。
「ここか、やっぱり錬金術の研究室だよな…」
埃まみれのその部屋にはところどころに練成陣が書かれていておくの大きな机にはいろいろな本が積まれていた。そしてその真ん中に勧誘の手紙が綺麗におかれていたのだ。
「そうみたいだね…勧誘の手紙が来るってことはやっぱり凄い腕前なんだろうな」
アルはその手紙を見て言った
「はぁ、でもとりあえず明日探ってみるか!この村。なんか手がかりがあればいいんだけどな〜」
「…ん?なんだろう?」
アルは机に積まれていた本の間に挟まっっていた一枚の紙を抜いた。
「?」
広げる、エドもその紙を覗いた…するとそこには、練成陣やらなにやら。どこかで見たことのあるものだった
「!?こ…これって!」
「まさか、人体練成の練成陣!?」
二人が顔を見合わせた。紙には血が点々とついていてにぎりしめたような跡がのこっていた…