二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: どうぶつの森ホヒンダ村だより〈小説〉 ( No.312 )
日時: 2010/04/03 22:03
名前: ショート ◆P5dIQa6tkI (ID: 5ht6gS3d)

「この人が、さよりん?」


え…、ちあと…!!?

来ちゃ駄目よ!!!

今、さよりんがいるんだからッ…!!

でも、今更返すわけにはいかないわねッ…!!!


「そうよ、此れがさよりん。」

「此れ!!?」


さよりんなんか、此れで十分じゃない。


「へー、此れが…。」


ちあと…。

そうよ、此れがさよりんよ!!

碌な友達じゃあないけど…。


「まぁ、一応宜しくね。」

「あんたは、誰…?」


キーッ!!!

ちあとにあんたって言うんじゃないわよ!!!

失礼でしょ!!


「僕は、ちあと。ちあきお姉ちゃんの弟だよ。」


あぁ、何て純粋なの…!!

あのさよりんに怒らないなんて…!!

偉い、偉すぎるわ…!!!

そして、何て可愛いの…!!


「今日から僕の奴隷(予定)ね。」

「はぁ!!?」


そうよ。

さよりんはちあとの奴隷になればいいのよ!!!

そして、あたし達姉弟に平伏すのよ!!


「誰がなるか。

 どっちかっつーと、あたしがしてやってもいいよ?(奴隷に)」


キーッ!!!

失礼すぎるわ!!!

何であんたの奴隷にされなきゃいけないのよ!!!

ちあとは、あんたなんかの奴隷にはならないわ!!!


「僕に逆らうな。奴隷のくせに。」


そうよ!!!

奴隷のくせに!!!

ちあとに逆らうんじゃないわよ!!!


「今、悪戯したらどうなりますかねー??」

「あー、いいよ。別に。」


さよるん…ね。

何でこんな幽霊が来てるのよ…!!!

さっさと帰りなさいよ!!

疫病神!!!!←ぇ


「誰と話してんの?独り言?」


そうだったわね。

ちあとには守護霊がいないから見えないのよね…。

でも、独り言って…!!


「じゃ、テキトーにやっといて。」


…何、する気??

また、どうせくだらない事やるんでしょうけど…。


「空しい人だねー。」


ホント、ちあとから見れば、そうなるのよ。

バーカ。


「るさいッ!!…あんたの村名は??」


またあんたって言った!!!

あんたっての、止めなさいよーッッ!!!!


「え?かねもち村。」

「じゃあ、今から、かねもち村に、悲劇を起こしてあげよう。」


悲劇…??

どーゆー…こと??


「…え。」

「木を無くして、雑草だらけにして、お前は住人に嫌われる…で、いいね。」


そ、んなこと————…

できる、はずがない…。

有り得ないわ…!!!


「えぇ!?」


続く