二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【D灰×APH】 —世界を駆ける力— ( No.2 )
日時: 2009/12/14 16:00
名前: 葛端 ◆Jm1.jcFZPA (ID: COldU63y)

‡  帝国Ⅰ  ‡

——————黒の教団。

ふと一室には国を動かせる少女が居た。
薄暗い部屋で少女の顔が良く見えない時もある。
少女が“国”と言う噂もある。

そしてその部屋には沢山の本がある。

言葉は英語、ドイツ語、イタリア語……全部で7ヶ国語を覚えている様だ。

内容は国記録。


彼女は国の記録をとにかく知っていた。



でも、何故か。


哀しそうにそれを話すのです。









「…………やはり、兄さんの歴史は……知られていないのか」


ふと口を開く少女。


本の題名は———“JAPAN s memoris”


訳せば日本の記録、だった。


“兄”とは一体何なんだろうか。


パッ。


ふと電気が着き、少女の外見が見える。


黒色の若干ショートカットに青色の瞳。

服はロングコートを今は腰に巻きつけている。


そして上は白色の綺麗に洗われたYシャツ。

身長は154m辺り。


そして電気を着けた相手が呆れた声で話す。



「いつまで勉強してるんですか、唯」

「アレンか……今日は勉強じゃ無いんだよ」

唯、と呼ばれた少女は苦笑する。

正体は白髪に白銀色の瞳の少年———アレン・ウォーカー。

イノセンスと呼ばれる兵器を腕に宿した少年である。

「たまには食堂に行きません?? リナリーやラビが待ってますよ??」

「そうですね……行こうかな」

唯はふぅ、と息を着く。


そしてさっきの本を隠すと立ち上がった。









少女は不思議な能力を持ち、不思議な兄を持っている。