二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: D灰−game− ( No.11 )
日時: 2009/12/15 22:37
名前: 柚葉 ◆GYaO1T4UPk (ID: YUZdXVbt)

第七夜 『ただいまアクマ破壊中・・・』

ってことで、アルが結界に入れてつれてきたアクマ達。
計 164体を破壊中です。
エクソシストなのにサボっている一人を除いて・・・

アル「疲れんの・・・わかるか?」

星「こっち・・・だって・・・疲れ・・・とる・・・わ(息荒)」

まぁこんな感じで、リナリー達は息を荒くしながら、アクマを破壊してるわけで・・・

ア「というか、このアクマ達・・・何処から連れてきたんですか・・・?」

アル「町全体。ほら。あと、56体だぜ?」

やっぱ、三人だから作業早いね・・・

リン「しかし・・・何故貴方は戦わないのですか?」

リンクの問いに、顔一つ変えずにアルは話した。
まぁ、2話から全然表情この人は変えてませんけどね・・・

アル「あ〜。俺、アクマに近づけないから戦わない。」

その言葉に、戦っていた・・・というか、破壊していた三人もアルの方を見た

アル「俺、ちいせぇ頃に師匠に結界張られて、アクマの攻撃を受けないようにしてあんの。接近戦の方が戦いやすいんだけど、結界張られちゃってるから戦えない。」

リ「その結界は、解けないの・・・?」

アルは、コクリと頷くと、手をかざして空を見た。

アル「俺が解くことが出来ない。そういう風に設定された奴みたい・・・。まぁ、他の誰かなら解ける可能性はあるけど・・・」

そういって、空を見るのをやめて、目を閉じた。

星「それどういう奴や?」

アル「簡単な奴じゃないのは確かだよ。後は、暗号付き。」

暗号付き。たったその一言で、星とリンクはやる気をなくしたような顔をした。

ア「その師匠さんは今何処にいるんですか?」

アルは、何の迷いも無くその言葉を言った
               —他界した—
たったその一言。

リ「そんなに簡単に・・・アルさんの師匠が死んでしまったことを人にいえるの・・・?」

リナリーの言葉にも一切顔を変えないアルはその言葉を無視し、「手。止まってる。早くアクマ破壊して。」というだけ。

ア「アルさ(アル)「破壊して。話はもう終わり。話に夢中になるな。ここは、こちらが圧倒していても、戦場なのだから。」・・・・・・。」

三人とも、アルには何も言えず、ただただアクマを破壊し始めた。

          —何かに夢中になってはいけない—
                    —何かを気にしてはいけない—
                          —それが、命取りになるのだから—

そう聞こえないように小さくアルは呟いた。