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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 銀魂 〜楽しみは多い方が良い〜 うp完了! ( No.6 )
- 日時: 2009/12/22 17:00
- 名前: 藤崎パン ◆i9wQCXHO3o (ID: OhjxYZN.)
- 参照: 藤崎パンですb 山崎じゃないょ
。第2訓。
「重原壱色。最近起こっていた事件はヤツの仕業だった。」
鬼の副長こと土方は、タバコをくわえながら言った。
「はーい!質問でーす!」
「はい、川島。どうした」
「読めないんですけど!『重原壱色』って漢字コリすぎで読めないんですけど!!」
「ちっしゃあねえな。バカたれが。『かさはらひといろ』だ。良く覚えとけ。」
「無理です!俺酒飲んで忘れるんで」
「じゃあ禁酒しろ」
「じゃあ土方さんが禁煙したらやめます」
「俺のタバコは人質か!」
真選組屯所の一室で、そんな会話がされていた。
一方、屯所の別の場所では……
バタン! と、扉の閉まる音がする。
閉めた扉の奥には、机といすがそれぞれ2個ずつ置かれていて、1つには真選組隊士が、もう1つには___
「名前は……ん?何て読むんでィ、分かんねェや」
「……それぐらいちゃんと読んでよガキ!」
「ガキィ?おいおい、俺は『ガキ』って名前じゃねぇんでィ。……沖田総悟っつー名前がついてんだ」
「はぁ?おきたそーごー?なんだ、その名前!」
アハハハハッ、とその少女は笑い、沖田は顔をゆがめる。
「……っっ、で、名前。」
笑い終わった後、少女はゆっくりと口を動かした。
かさはらひといろ、と。
・・・・
「重原壱色。よろしくね、沖田そーごー君?アハハッ」
重原壱色(かさはらひといろ)。
彼女はここ最近多発している火災事件の容疑者で、『千開党』の第4班に所属しているという。
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