二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: リボ×D灰†:.:*白猫*:.:†葵キャラソンUP☆博士編 ( No.9 )
- 日時: 2009/12/18 18:40
- 名前: ちぃ ◆tr.lpjurGU (ID: kpG4msIT)
- 参照: 私が存在するから戦争が存在するんじゃない-戦争が存在するから私が存在する--
白猫2匹 [暗闇]
ミ「だそうだよ。」
「全く、変わりませんね彼女達は・・」
「ねえねえッ!!なんでぇ雪は博士探してるのぉ?」
「それは、彼女に必要だからですよ。」
「必要?どういうことなの?」
「ま、後々分かりますよ・・さあて、雪の気に入っている彼らのボスにでも逢いに行きますかね・・・」
ミ「私も・・」
「ええ、皆さん一緒に行きましょうね^^」
***
ツ「アレ?雪達どうしたの?怖い顔して・・」
紅「・・いや、なんでも・・」
雪「沢田綱吉。」
ツ「な、何・・?」
雪「貴方が邪魔な彼等は貴方を襲う。」
ツ「え?」
それだけ言うと雪はどこかへ行ってしまった。
アリス「さっき襲われたんだよ・・きっとまた来る。」
山「襲われた・・って・・」
アリス「ミシェル・・多分ぁの子もアリスだよ。博士って言ってた。」
ツ「それって・・雪と紅をつくった!?」
月「うん。雪は多分博士にとってツナが邪魔だからツナを殺そうと来るってことが言いたかったと思うけど・・」
獄「何ぃッ!?十代目はオレが守りますよッ!!」
ツ「あ、ありがとう^^;」
骸「そう簡単にいきますかね・・相手も君が一人じゃなければ出てきませんと思いますけど。」
ツ「う、うん・・」
葵「ま、その時はその時でしょう?自分で何とかしたらどうです?」
ツ「う”・・うん・・・」
そんなこんなで帰っていくオレ達・・
ツ「本当に来るのかなあ・・あんま来て欲しくないけど・・」
来るんだよね・・きっと・・なんかそんな気がする・・
ツ「ただいまー!」
家には母さん達が居るはずなのに静まり返っていた。
ゾクッと寒気がした。まるでオレの五感が家に入るなと言っているかのような。
ツ「かあ・・さん・・?」
そっとリビングを覗くとやはり誰も居ないようで、けれど知らない人も居ないようでオレは安心してさっきのは勘違いか。そう思いながら階段を上って部屋の扉を開けた。
もう遅かった。
ツ「え・・?」
「どうも、沢田綱吉君。はじめまして、僕「博士」と申します^^」
そこには白衣を着たメガネの男の人がオレの椅子に足を組み座っていて、まわりには3人の少女が立っていた。
ツ「だ、誰!?」
「あらあ・・なかなか可愛い子じゃない?」
「えぇ〜!?私の方が可愛いもんッ!!!」
ミ「静かにしなよ。」
そんな会話、オレには聞こえなかった。
何で居るの?
窓が開いていた___
何でオレに逢いに来たの?
話をする為_____
じゃあこいつが来た理由は
ツ「貴方が・・博士・・」
博「ええ、僕の子供たちがお世話になっているね・・」
そういって微笑んだ彼。
悪い人には見えない・・
ツ「き、君たちは・・・?」
「あらっ?聞いてないのかしら?博士が人工生命体を作っていること・・新破壊虐殺兵器として。」
ツ「破壊・・?虐殺・・って・・?」
「雪なら説明してると思ったのになぁ〜♪」
博「クスッ・・」
ツ「な、何がおかしいんですか!?」
博「いえね、何も本当に知らないんだと思って・・・。私はね、人工生命体を作ってはマフィアに売ってるんだよ。試作として作ったものからレベル2まで幅広く・・」
ツ「売ってる!?じゃあ屍は・・」
博「ああ、あれは僕の作った試作品だよ^^」
ツ「試作品・・レベル2って・・?」
「アリスにつけるレベルの事だよぉWつまり強さとか能力とかそういうのひっくるめた総評価だねぇW」
「レベルは最低レベル1からレベル4まであって私たちはレベル3なのよ、まあ普通の人間には試作品すら殺すのは無理ね〜あなたも分かったでしょ?屍見て。アレは試作品だけどまあまあ強かったでしょ?」
アレが試作品・・?レベル1にもならない・・?
ミ「レベル3からはほとんどいないよ。世界的に見ても。」
ツ「・・なんで・・日本に・・?」
博「それは分かってるんじゃないかな?勿論・・魁と雪と紅の回収にだよ・・」
ツ「回収!?なんで・・」
博「僕には彼女達が必要なんだよ^^」
ツ「そんなの・・自分勝手すぎです!!」
博「だって、彼女達は僕のためだけに存在してるんだよ?」
ツ「そんなことッ!!!」
博「本当に、君は知らないんだね。いや、無知・・無能と言うところかな?^^」
ツ「なっ!!」
博「どうせ、雪の目的だって何故雪が存在しているのか、何も知らないんだろう?無知は時にして凶器になるんだよ。例えば・・そう。人工生命体を傷つける・・」
ツ「オレはッ!!ゆ、雪は雪だと思うし・・別に雪が人工生命体だからって・・」
博「それが無知なんだよ。」
ツ「え・・?」
博「君は雪は雪。そう言っているけれどじゃあ雪は君たちと変わりないのかい?君は人間。雪は化け物だ。たとえ君たちが死んで、1000年後になって独りぼっちになっても雪は、紅と魁は・・アリスは今と変わらない姿で生き続けているのだよ?いや、姿を変えて世界の裏で・・影で生き続けているのかな?」
ツ「そんなこと・・」
ミ「あるよ。」
ツ「ッ・・」
ミ「私だってアリスだよ。周りの人が死んでも自分が変わりなく生きていた時思った。私は人間じゃないんだ。ってね。アリスの事は人間になんて理解できない。人間のそばで生きているアリスはただの殺虐兵器だよ。だって、兵器は人間に使われるものでしょ?」
「そうね。人間のそばで幸せになれる兵器なんて存在しない。いいえ、存在しちゃだめなのよ。だから私は選んだの。博士のそばで生きることを。みんなアリスのこっちなら悲しくないもの。」
ツ「オレはそんなことしない!!雪を兵器なんて見たことない!!」
「ほんとぉ〜?じゃあさぁ〜雪が人間じゃない、そう見えたことないって神に誓えるぅ〜?重傷負ってもすぐ傷なんて治しちゃうとかぁ〜?それって人間って言えるわけぇ〜?」
ツ「それはッ!!な、ないなんて・・言えないけど・・でもッ!」
「だから人間なんて嫌いなんだよぉ〜・・・そう言ってればいいなんてあまいよねぇ〜・・・」
所詮人間なんてさ化け物の気持ち分からないんだよ。そう言う奴に限って
本当の姿見たら拒絶するのに
それで傷つくのにね_______