二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: D.Gray-man†運命の歯車† ( No.15 )
- 日時: 2009/12/25 19:19
- 名前: 悠 ◆FXzmrZiArI (ID: w3Re2V0V)
† クリスマスだし……。パーティしちゃおっ!!! 〈Ⅰ〉 †
「メリークリスマス!!」
コムイはそう言うと、パァンッ!!!!!!!!とクラッカーを鳴らした。
しかし、拍手も歓声も何も無く虚しくクラッカーの紙はパラパラと落ちていく。
「______何してるんですか?」
「一人虚しくパーティか?面倒な奴だな」
アレンとヴァルの容赦の無い言葉はグサグサとコムイを貫く。
この二人を含む周りのみんなにはコムイに無理矢理被されたサンタの帽子。
「______というか、なんでヴァルが此処にいるんですか?」
「なんでだろうな」
面倒臭そうに棒読みで適当に答える。そして、私の方を横目で見てくる。
ちなみに私は作者の悠であります。
鋭い眼で見られ言葉に詰まってしまうが、急いで言い訳する言葉を捜す。
「こ、これは本編とは無関係の話だからこういう事があってもいいの!」
「何だよ、その適当な理由は」
「適当じゃないの。聞いてた?君が此処にいる理由はこれで分かるじゃんか!!」
なんかもう適当だとは思ったが、一応私の中では正論としているわけで。
これで無理矢理通す事にした。ヴァルじゃないけど面倒だし。
「_____で?もう一回聞きます。何の為にこんな事してるんですか?」
〟〟〟〟〟〟
「つまらない理由だとぶった斬るぞ?」
アレンの少し酷い言葉と神田の容赦がなく恐ろしい言葉が並べられていった。
神田なんてその言葉と同時に六幻に手をかけている。
私は少し後退しながらも理由を考える。
「それは、今日クリスマスだって事と仕事をしたくないという室長命令がきたから」
「___ぇ?……何でボクのせいみたいな事にするの!!!!!!!!!」
隣から凄い音量で反論がきたがこのさい無視する。
ちなみに、↑の理由は簡単。神田にぶった斬られるなんてことは御免だし。
しかし、実際の理由は違うかったりするのである。
冬休みに入って暇だし、本編の続きどうしようか考えてるとこだし。
折角の冬休み+クリスマスという事なのでなんとなくでやってます。
「ちょっと!隅っこで皆様に解説なんてしてないで嘘言うのやめてよ!!!!」
コムイがコムリンシリーズとか出してきそうな感じなので
ここで手をうっておきます。
別に縛るなんてことはしない。でも、これは私にしかできないこと。
「___じゃあリナリーと2人だけのシーン無くしていいわけ?」
出ました!私がいつも此処でしている脅し作戦!!
このシスコン野郎にとってはリナリーと二人だけのシーンはとても大切なもの。
そんなもの無くすって言われたら、嫌でも言い返せないもんね。
「ヒドくない?それ……」とか言いながらもコムイは自分が主催したということを認めた。
というより、認めさせた。……じゃなくて、勝手にそういう事にさせてもらった。
まぁこんなどうでもいい話はおいといて。とっとと話を進めましょうか。
「今日はクリスマスパーティをします!……ちょっ、神田、私を斬ろうとするな!!!!
コムイにプレゼントを用意するよう言われてたでしょ?
だから、今からプレゼント交換!ちなみに、私も参加させてもらうからね」
「いや、ボクはそんな事言ってないよ?というか、それ君が言ってきたんじゃ……」
「___2人だけのシーンは?」
「いや、ボクがそう言った。言いました!」
まだ脅し作戦は継続中。
ちなみに、アレン達にはコムイからの伝言だと言った。
いつも何か色々な事を企んでいるコムイなので、
あっさりアレン達は渋々だったが「OK」だった。
最初、コムイに冷たい態度をとっていたのはそのせいなのである。
コムイの場合は私が直接、
「パーティするからプレゼント用意しといて」と伝えた。
しかし、コムイ意外の皆はコムイ主催となってるのでこうなった。
「じゃあこれからくじ引きするからね!」
さぁ皆にどんなプレゼントが当たるかな?
私も楽しみだけど皆のリアクションにも期待してるんだよね。
私はそう思いながらリナリー達とくじ引きの準備にとりかかった。
続く