二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 銀魂〜黒蝶のヴィーナス〜 『建て直し』 ( No.24 )
日時: 2009/12/27 14:34
名前: 椿薔薇 (ID: n6vtxjnq)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=14441

第壱弐話「鬼神の少年・死神の少女」 

月光を背に立つその少年。
「紅玉、兄貴見なかったか?」
大きな建物の上から陸は戸惑うことなくおりてくる。
「あ、あいつ・・・」
真選組は後ろに仰け反った
「?」

そうその少年もまた鬼神と恐れられる鬼薔薇 陸だったのだから・・・

「九十九・・・?知らないな、来てるのか?」
紅玉は銃を回して言う

「死神と鬼神、グルだったんですかィ?」
最悪だった、二人がグルだったなんて・・・
「死神・鬼神の邪魔をしないことってこのことですか!」

そう時雨が言ったあの忠告だった

『全滅を逃れたければ、死神、鬼神、狂気の月の邪魔をしないことよ。
邪魔をすればここは確実に滅ぶ。紅い龍が暴れだす前に、貴方たちは止めるの。
余計な口出しは他言無用よ、鬼神は狂気の月に照らされてはダメ。それは同じこと…いい?忠告はしたわ。これが最後になるか、最初になるか楽しみだわ…』

「。。。でも狂気の月ってなんのことなんだぁ?」

紅い龍ってのもなんのことだ・・・?
「なんだ、だが絶対来ることはわかってるんだ兄貴・・・」
陸は手を握りこぶしにする

「陸・・・(何かあったのか?)まぁいい、それよりはじめようか?悪いな、さっさと済ます筈だったんだがな」
死神は銃をむける、そして鬼神もナイフを手に取った

「俺も暴れるか、兄貴も出てくるかもな・・・」

死神・鬼神相手に万事屋、真選組一同はだいじょうぶなのか・・・!?