二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 銀魂〜黒蝶のヴィーナス〜 『死鬼神舞編』 ( No.56 )
日時: 2009/12/27 14:41
名前: 椿薔薇 (ID: n6vtxjnq)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=14441

第壱六話「感情、懺悔、死神」  

漆黒の闇が紅く染まった。。。
鮮血が飛び散る。誰もが、誰もが手を止めた

「うわぁぁぁぁぁっ!!!」
紅玉の絶叫がこだまする。
陸が九十九をコ・ロ・シ・タ・・・

胸に突き刺さった大剣、紅い月に照らされている
「あ・・・あ、あ・・・」
紅玉は膝がすわってしまっている。

「紅玉?どうした?お前もいつもこうやってきたんだろ?」
陸が言う、九十九から離れると手についた手を舐めた

「あ・・・九十九、九十九・・・」
いままでみたことのない死神の姿だった。
感情があらわになっている、いままででていなかった感情が・・・

「お前、感情だせんじゃねぇか・・・」
銀時はつぶやく。紅玉の目には涙といものが浮かんでいた
「私、、、あ、、、陸」

「紅玉、これはお前が今までやってきたことなんだよ!殺し、そう憎しみの連鎖ってやつをな!わかるか?」

陸も人が変わったように紅玉に叱咤する。
「これが・・・私の」
さっきまでの殺気は感じられない。紅玉はただただ陸の言った言葉を繰り返しつぶやいているだけだった。

「紅玉…お前、もしかして忘れたのか?お前にはやることがあんだよ!殺し以外お前は何も出来ないっ!」
そういいながら地に座り込んでいる紅玉にナイフを持ちながら近づく。

「それができないならお前の生きてる意味はねーんだ!死ね・・・」

その言葉を聞いたとき銀時は紅玉の方へ走っていった。

「銀さん!?」 

「てっめー、やめろつってんだろぉーがぁ!!」
銀時は紅玉の前へ出たそのとき陸はナイフを振り下げていた。

「銀さーんっ!!(それとやめろなんて一回もいってないよ!?いやここでいうのもなんだからいわないけど!)