二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマイレブン〜地球を救え!狙われし少女とサッカー少年〜 ( No.12 )
日時: 2009/12/20 12:43
名前: 沙紀 ◆7/Kp.DKOrE (ID: 0cRf5/D/)

ep11

研崎「だんな様。やはり、火谷 沙姫は神の血を引く者でした。彼女の血の中から検出できました。」

吉良「ほぅ。そうですか。・・・ダイヤモンドダスト戦の時、それを明かし、ヒントをやるのです。そうすれば、必ずここに来る。その時が引き込むチャンスです。」


そして来た、ダイヤモンドダスト戦。

円堂「来たな・・・。」

鬼道「ああ・・・」

秋「今日も吹雪君、調子いいのね。」

吹雪「うん。」

吹雪は、以前までアツヤと士郎の人格で精神が不安定になっていた。

———アツヤに変わらないと、サッカーができない———

そんな時、豪炎寺と紗也に仲間の重要性を説かれ、アツヤの人格が消えて開放されたのだ。

円堂「吹雪。今日はガンガン攻めようぜ!」

吹雪「うん!」

豪炎寺「紗也。ちょっといいか?」

紗也「何?」

円堂「?」

塔子「・・・ねえ円堂。あたしさ、あの2人なんか怪しいと思うんだ。」

壁山「俺もっス。・・・なんか、秘密があるみたいっスね・・・」

円堂「でも、なんか理由があるからああしてるんじゃないか?ヘンに疑うのはやめようぜ!」



その頃————

豪炎寺「紗也・・・どうするんだ?」

紗也「この試合が終わったら、話すよ。全部」


円堂「あ・・・あれは?」

紗也「え?」

みると、グラウンドの端のほうに何かが落ちている。

紗也「——ひどいっ!」

それは、大きく×が書いてある、風丸達の写真だった。

円堂「だれがこんなこと・・・!」

裏には、夕香と書かれていた。

バッ!!!

円堂「!!」

ガゼル「・・・エイリア学園マスターランクチーム、ダイヤモンドダストだ。・・・円堂君、君に凍てつく闇の冷たさを教えてあげるよ・・・」

監督「みんな、相手のことは全く分からない。気をつけるのよ。・・・豪炎寺君、紗也さんはFWを頼むわ。」

豪炎寺&紗也「はい!」

円堂「よーし皆、全力を尽くそうぜ!」

皆「おー!!!!」



ピーッ!

角馬「さあ、雷門中対エイリア学園ダイヤモンドダストの試合、遂にキックオフです!」

豪炎寺が、ゴールめがけてあがっていく。

角馬「おっと豪炎寺、あがっていったー!」

しかし———

ドン!

角馬「何とすばやいプレー!豪炎寺からボールを奪い取ったー!」

ダイヤモンドダストのブロウがシュートをうった。

円堂が止める。

ピーッ!

円堂「えっ!?」

円堂の足は、ゴールラインを超えていた。

角馬「ゴォール!な、なんと円堂がゴールラインを超えてしまったー!開始1分でダイヤモンドダスト先制点ー!」

ガゼル「・・・たいしたこと無いな。」

円堂「普通のシュートで・・・!?」

バーン「・・・よわっちいな」

グラン「まあ、見ててよ。面白くなるからさ。」

ピーッ!

角馬「さあ、雷門得点なるか!?」

豪炎寺から、リカにボールがわたる。

ゴッカ「フローズンスティール!」

リカ「きゃあぁ!」

ガゼル「いいか、今からやつらを徹底的に潰せ!」

それからは悲惨だった。

秋「そんな・・・」

前半15分には、紗也以外みんな立てなかった。

紗也「ガゼル!なんてことを・・・!」

ガゼル「さあどうする!条件を飲むか!?」

夏未「条件って・・・?なんで紗也ちゃんだけ攻撃されてないの!?」

豪炎寺「紗也!」

紗也「っ!」

豪炎寺「条件を飲むな!」

紗也「でもっ・・・」

豪炎寺「!」

紗也は、泣いていた。

紗也「もう・・・誰も傷ついて欲しくないの・・・みんなに笑ってサッカーをして欲しいの!」

豪炎寺「はやまるな!」

紗也「ガゼル!条件を飲むわ!」

ガゼル「いいだろう、さあ、全てをあらわにするのだ!姫!」

皆「!?」

紗也がこっちを向いた。

そして——————


頭のリボンをほどいた。


すると——————



ふわっ


紗也の髪は、燃えるように淡い赤になり、瞳の色が、灼熱の炎のように赤くなった。


皆「な!?」

沙姫「この姿が・・・・本当の私——火谷 沙姫」

沙姫は赤い瞳で、皆を見つめた。