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ep13

円堂達は、稲妻総合病院にいた。

円堂「どうなってるんだよ・・・」

円堂が頭を抱えてつぶやいた。

瞳子「・・・豪炎寺君と吹雪君はこの事を知っていたの？」

豪炎寺と吹雪はうなずいた。

吹雪「・・・沙姫はずっとこのこと皆にに話そうとしていたんだ。」

円堂「・・・・・・」

豪炎寺「沙姫に変わって話そう。・・・沙姫は、風林火山の神の血を引いている。」

円堂「なんだって！？」

鬼道「・・・俺もさっき見た時、あの髪の色と瞳の模様で分かった。」

豪炎寺「沙姫の母はその神のうちの一つ、龍を操る人だった。父は、咲原海斗・・・雪城光聖だ」

塔子「でも最初新章に聞いた時は違うって・・・」

豪炎寺「・・・沙姫は、両親の殺人現場を見てから、未知の病にかかったんだ。」

円堂「じゃあ何で今まで隠してたんだ！？」

吹雪「・・・身の事がばれたりすると、沙姫は倒れたり、喘息を起こすんだ。プレッシャーからきてるみたいなんだけど・・・」

円堂「だからよく倒れてたのか・・・」

豪炎寺「このことで沙姫は頑張っていた。皆、許してくれないか。」

みんな「ああ。もちろん！」




それからしばらくして、沙姫は目覚めた。

沙姫「みんな・・・今まで隠しててごめんなさい」

円堂「謝ること無いさ。・・ただし、これからは秘密にするなよ！俺たちは仲間なんだからな！」

沙姫「うん！！！」

その時————

バサァッッ！！！！

いきなり強い風が吹き、紙が窓から入ってきた。

円堂「なんだこれ・・・」

その紙には、暗号のように数字と英字が書かれていた。

沙姫（この数字・・・風丸君たちの写真と暗号・・・！！）

沙姫「全部・・・繋がった・・・・」

円堂「え・・・？」

沙姫はベッドから飛び降り、病院を飛び出した。

豪炎寺「沙姫っ！？」

沙姫（・・・あいつっ・・・夕香ちゃんに手出すなって言ったのに・・・！！）