二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマイレブン〜地球を救え!狙われし少女とサッカー少年〜 ( No.19 )
- 日時: 2009/12/20 12:54
- 名前: 沙紀 ◆7/Kp.DKOrE (ID: 0cRf5/D/)
- 参照: http://やっと半分??うん、半分。
ep18
研究所の4階で、バーン達は睨みあっていた。
沙姫「・・・信用できない」
バーン「大丈夫さ。俺たちはガゼルみたいな裏切り者?じゃない」
沙姫「じゃあなんであんなに言ったのに手出したの?」
グラン「そ・・・それは・・・」
グランがあせる。バーンは知らん顔をする。
沙姫「・・・いいよ。条件のことだけど・・・」
バーン「決まったか・・・」
沙姫は歯をぐっと噛みしめた。
沙姫「————い」
その時だった。
バァンッ!!!
ドアが勢いよく開いた。
沙姫「———みんな!!」
豪炎寺「待て沙姫!よく考えろ!そんな奴らの味方になるのか!?」
沙姫「じゃあ夕香ちゃんがどうなってもいいの!?」
沙姫は泣きそうな顔で叫んだ。
豪炎寺「思い出せよ!!両親の言葉を!!」
沙姫ははっとした。
『沙姫「お父さん、お母さん、私の龍さんはどうすればいいの?」
母「沙姫が危ない時、助けてくれるのよ。」
父「それまで大切にしておくんだぞ。」
沙姫「うん、頑張るよ!」』
沙姫「条件は・・・のまない!」
その場にいる人全てが、目を疑った。
沙姫の周りに、4色の炎が燃え上がっていたのだ。
沙姫「私は一人じゃない。バーン達だって、星二郎のほかにも大切な人はたくさんいるよ!」
沙姫が叫ぶと、4色の炎は、空へ上がっていった。
沙姫が体を反らすと、炎は空で4色の龍に変わった。
豪炎寺「あれは・・・!?」
バーン「あれって・・・!」
グラン「遂に覚醒したか・・・」
沙姫が、ゆっくりと眼を開けた。
沙姫「もう・・・悲しい思いはさせたくない」
沙姫が、しゃがんでジャンプし、体を反らせた。
すると————
グルルルルルルッ!!!!!!!
空から赤い炎をまとった赤い龍が舞い降りてきたのだ!
沙姫「火炎龍!!!」
龍はバーンたちをなぎ倒した。
バーン「・・・俺たちは・・・父さんのために生きてるんだ・・・姫にどんなことを言われたって、それは変わらない」
そう言ってバーン達は消えた。
夕香ちゃんを助け、円堂たちが研究所を出ると———
星の使徒研究所は、爆発した。