二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ポケスペ ◆虹色学園の物語◆ 立て直し ( No.6 )
日時: 2009/12/20 21:30
名前: つっきー ◆6ErNcpqLy2 (ID: 8Sk6sKy2)

002.お昼

中学校生活から約3日ほど経った。
やっぱ中等部の勉強は面倒くさい。ノートに書くことがあまりにも多くなった。
しかし相変わらずゴールドは授業中に寝ていた。

「社会面倒くせぇ!」
「お、オレンジ……?」
「ほ?」

今はお昼。学園とは言え、初等部は一応給食だったが、中等部になって、お弁当や食堂制になった。
それで、食堂でオレンジとゴールドとシルバーとクリスと一緒にお弁当を食べていた。

「よ、呼んだ?」
「あ、うん。オレンジはさ、何部に入るの?」
「ん? 部活?」
「そうそう」

オレンジは卵焼きを箸で持ったまま少し考えた。
オレンジは部活の事についてあまり考えていなかった。

中等部と高等部では部活が共同であり、つまり中等部の1年から、高等部の3年まで入るとすれば、6年間部活にいることが出来るのだ。

でも、入るとすれば合唱部か演劇部と少しだけ考えていたことがあった。

「うーん、合唱部か演劇部かなぁー……?」
「……今迷ってるのか?」
「そうかもね」

シルバーに言われた事にオレンジは苦笑いしながら答えた。
そしてお弁当に入っているウインナーを箸でつかもうとすると、別の箸が乱入してウインナーを取られた。

「あー!! ゴールドてめっ」
「へへーんだ。……うめぇなこのウインナー」
「あたしのウインナー返せボケェェェェェェ!!!」
「ああああ! 俺のグレン風火山ハンバーグスモール版がぁ!!」

オレンジはゴールドにウインナーを取られたのを良いことに、ゴールドのハンバーグを取って口に運んだ。

「ざまぁみろ!」
「てめぇぇぇ!! お前のイチゴも奪ってやるッ!」
「そうはさせるか!!」

ゴールドとオレンジはテーブルなどないような感じに互いのおかずを奪ったり自分の弁当を守ったりしていた。

「うるさいヤツらだな……」
「お昼くらい静かにしようよ……」