二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: BLEACH 零を背負う者 ( No.3 )
日時: 2009/12/26 17:39
名前: 湯山 アヤカ (ID: VTrHJ6VV)

3 零番隊の秘密2
  珠 視点
 腰まで伸ばした髪を、後ろの低い位置で一つに結ぶと立ち上がった。

 「あれ、隊長どこに行くんですか?」

 「十二番隊で、コンタクトをもらってくる」

 「別に付けなくても、いいんじゃないですか?隊長、目が悪いわけじゃないでしょう?あれ、度も入ってなかった見たいだし・・・」

 「煉・・・、今の俺は女に見えるか?男に見えるか?」
 
 「女・・・です」
 
 「そうだろ、俺は女に見える。てゆーか、女だ。もう一つ聞く、俺は50年前にお前と会ったたきと、顔立ちは変わっているか?」
 
 「いいえ、あんまり・・・たぶん、50年隊長に会っていない人が今の隊長に会っても、すぐに隊長が分かると思います」
 
 「だろ?俺たちは、自分が誰なのかを、昔の知り合いにバラしてはいけない。零番隊の掟だ」

 あたしはそう言うと、瞬歩で十二番隊へ向かった。