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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ◆*銀*[狂死神]*魂*◆ ( No.1 )
- 日時: 2010/01/02 23:50
- 名前: 紫陽花 (ID: v20iF7Or)
■零ノ壱 *..ハジマリ..*
「黒神さま……今日の分の170個の魂、全部狩って来ました」
私の仕事は“人間の魂を狩る”こと
あっち(人間界)では死神とかって呼ばれてるけどそんな大層なもんじゃない
唯単に、人間の使い物にならない魂を黄泉の国へ導くだけ
っま、それが死神なのかもしれないけどね
「お疲れ様、如何だった? 今日も大変だったかしら?」
天使のような微笑を零すこの人は
私達の一番上の人
皆からは黒神さまって呼ばれてる
私達死神はその日狩らなきゃいけない分をこの人に告げられて
そして報告する
腕が良い死神にいっぱい仕事をやって
腕が悪い死神には良い奴の半分もやらないってのがこの人
そんでもって
いじめですかこれは?
ってぐらい通常の人の5倍は仕事を出されてるのが私
まあ、兎に角唯一云えるのは私が黒神さまに苛められてるってことさ
「あったりまえじゃん、170個ですよ? 殺す気ですかコノヤロー」
「だって、いろはちゃんが優秀なんだもの☆」
「だもの☆じゃねーよ、ふざけんな……くそばばあが」
「いろはちゃんの明日のノルマ300個にしちゃおー?」
「すいまっせんでしたァァァ、お姉さまァァァァァ!!」
「ふふふ……宜しい、200個にしてあげるわ」
「待てーいいいいっ!!」
悪魔だ、この人悪魔だ……。
そんなことを思いながらがくりと肩を落としていると
ねえ?と右肩をポンポン叩き声を掛けられる
ナンデショーカ?溜息混じりに呟き振り向くと
呼んでみただけっといういかにも馬鹿げた返事が返ってきた
ちょっと苛ついた私は
一発軽くグーで頭を叩いておきました。
あれ?作文?
[END]
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