二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【銀魂】 雨トキドキ晴レ。 ( No.4 )
日時: 2009/12/29 12:07
名前: 哉依 ◆IYbi.dCFgs (ID: /aM8oOne)

★—02—★


「こ・・・かな・・・」



私は隊服を着ていた。

なんか、私専用を作ってくれたみたいで。


「近藤さん・・・これ、スカート短い・・・」


「まぁ、とっつぁんが考えたんだからなぁ。」



なんか関係あるのかな・・・


「幸帆ちゃんは、この町を知ってるのかい?」


「いや・・・違うところから来たので全然・・・。」


「じゃあ、総悟!案内してやれ!」


「えー・・・土方さんに任してくだせェ。」


「俺は勘弁だぜ・・・全然懐いてねぇし。」


「仕方ないですねィ・・・ほら、行くぞ。」


「はい・・・。」


なんだかんだでちゃんと言うこと聞いてるんだ。



—外—


「・・・美味しい・・・」


「だろ?」


町案内しながら、甘味処よったりいろいろ見たり・・・


私の知らないものがいっぱいあった。



「あれ?総一郎君?」

「サドのくせに彼女連れとは生意気ネ!」

「ちょっと神楽ちゃん!」


「旦那、総悟でさァ。」


私は咄嗟にフードを被って沖田さんの後ろに隠れた。



「幸帆、大丈夫ですぜィ。万事
屋の旦那でィ。」


「何?もう彼女なわけ!?」


「いーや、この前拾ったんでさァ。」


思いっきり動物扱いだし・・・。



「幸帆、隠れてねぇで挨拶くらいしなせェ。」



「幸帆・・・です・・・よろしく・・・お願いします・・・!」



「挨拶で顔赤くすんの?」

「超可愛いアル!」


「・・・アレ?どっかであった?」


「いえ・・・。」


「旦那、その手で落とすのはいけやせんぜ。」


「いやいやいや、違うから。」


「・・・幸帆、もう行きやしょう。」


「はい・・・。」



その後は沖田さんが不機嫌っぽく見えた。


—屯所/夕飯—

「いただきます・・・皆さん、私に何かついてます・・・?」

「いや・・・。」


—そしてその頃万事屋—


「あ``ぁぁぁぁぁぁ!!!!」


「どうしたんですか、銀さん。」


「思い出せねぇ!!」


「ジャ●プの発売日アルカ?」


「ちげぇよ!あの・・・幸帆って奴!」


「幸帆さんがどうかしたんですか?」


「あいつ・・・馬路でどっかで会った・・・。」


「銀さんの思い込みじゃないですか?」


「そうヨ。あんな美人と会ってたら覚えてるはずネ。」


—屯所/総悟の部屋—


私の部屋がまだできてないらしく・・・
今現在は沖田さんの部屋なんですけど・・・





「・・・・・・・・・・・・・。」



沖田さんが・・・



「あの・・・」


「・・・・・・・・・・・・・。」



    全           然



喋ってくれません。



「沖田さん・・・?怒ってます・・・?」

「・・・別に・・・。」



ギュッ




少し手を握った。



「なっ・・・」



「言って・・・何で喋ってくれないの・・・?」



「・・・もーいいよ。あんた鈍いにも程がありまさァ。」



私、鈍いんでしょうか・・・

ただ、感情を持ちたくないだけなんだけど・・・。




—翌日/事件現場—


「お前の逃げ場はもうなーい。大人しくでてきなさーい。」

「なんでそんなやる気ないんだよ!!
  つーか幸帆!!テメェもサボんな!!」


「私、ついてこいとしか命令されてない。」


「はぁー・・・もう・・・犯人捕まえて来い!!」


「了解。」




「銀さん、あれ、幸帆さんじゃないですか?」


「あ、ほんとアル!」


「見とこうぜ。」



「ち、近寄るんじゃねェ!!この子供の命はないぞ!」


「そう・・・。」




『消えた!?』




シャキッ



「・・・子供を離して。」



「どこからあんな大鎌・・・」



「離さないなら貴方の首は飛ぶ・・・」



「ひぃ!!すいません!!」



シャキッ



私は大鎌を仕舞うと、犯人に手錠をした。




「土方さん、これでいいの・・・?」


「あ、あぁ・・・。」



「あの大鎌・・・どっかで・・・」

「だから気のせいですって銀さん。」

「そうヨそうヨ。」




—屯所—

「それにしても幸帆さんすごいですね!」


「あれくらい誰でもできる・・・。」



でも、何であんなに大鎌使えるんだっけ・・・。






★—つづく—★