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短編　旅終了後
題名:デートをしてみた
相手:シルバー

「ねね、シルバー！　デートってなに？」
「……アイツに聞けばいいだろ」

マイが身を乗り出してシルバーに訪ねた
因みに今いる場所は自然公園

「アイツ……?　あーゴールドか」
「ゴールドか、ってお前ゴールドの事好きじゃないのか？」

へあ？と意味不明な効果音を出すとなんで？と首を傾げて聞いてきた

(やっぱり可愛いよな、こうゆう仕草は)
「シルバー？」
「え、あ。なんでもない」

シルバーは今の状況を整理すると
ああ、デートのことだ、と思い出した

「オレなんかでいいのか？」
「うん！　ね！　行こ！」

ギュッと手を握るマイを見るとシルバーは自分の顔が熱くなるのがわかった

「どこにいくんだ！？」
「大きい声出さないでよ、ビックリしたよー」
「悪かった……でもどこに？」

シルバーは照れ隠しに大声をだしたが、それはマイにとっては逆効果だったらしい






「デートって言ってもゴールドとしてる事と変わらないじゃん」
「……スマンな」
「ま、いいけどね〜シルバーなんか面白かったし！」

シルバーはマイを家までおくると
ヤミカラスで帰って行った


(バイバーイ！)
(マイ！　どこ行ってたんだ〜〜)
(あうゴールド……)