二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: マーメイドメロディぴちぴちピッチ〜嵐の後の嵐〜 ( No.10 )
- 日時: 2009/12/27 10:04
- 名前: R@Mi (ID: tuG0e6yh)
エピソード8
琴羽の闘いから一夜、るちあ達はパールピアリのバルコニーにいた。
るちあ 「海の平和が戻ったと思ったのに・・・」
波音 「クヨクヨしても仕方ないじゃない。現れちゃったものは現れちゃったんだもの」
リナ 「沸いて出たみたいな言い方するなよ・・・」
?? 「そうよ?仕方が無い事なのよ」
?? 「ホントだよね〜」
るちあ 「誰!?」
バッと振り返ったるちあの目の前には・・・・
波音 「シェシェ!それにミミも!何で!?」
そこには、あの2人が堂々と立っていた。
とりあえず、人間に近い(耳があったり、尻尾が無くなったりする)体に変装しているが、一目ですぐに誰だか解ってしまう。何故なら、髪の色や服の色はそのまんまだからだ。
リナ 「そういえばミミは2つの変装が出来るんだな」
そう。今のミミは先ほど話した通りだが、マリーとして陸に来たときのミミはグレーの髪の毛だった。
ミミ 「アレは眼鏡が無いと出来ない変装だから何かと面倒なの。」
シェシェ 「ミミだけじゃなくて、私も第2変装可能よ。」
波音 「こっちの疑問にも答えてよ!何であんた達がここにいるのよ!」
ミミ 「あぁ、そうだ。危うく本題を忘れる所だった。」
すると、ミミは今まで後ろに隠していたあるモノを出した。
シェシェ 「これ、貴方達の落し物でしょ」
るちあ 「え!?ヒッポ!?」
ミミ 「琴羽と闘った所の近くに倒れてたから、助けに来て巻き添え喰らったんだと思う」
ペンギンのヒッポはグルグルと目を回していた。
リナ 「なんて情けないんだ・・・・」
波音 「こいつって、聖獣よね」
るちあ 「ていうか、あたし達の近くに来てたんだ・・・ヒッポ・・・」
リナ 「とりあえず、ありがとな。2人とも。コイツは責任を持って受け取っておくよ」
波音 「用が済んだらサッサと帰ってくれるかしら?」
シェシェ 「はいはい。サッサと帰るわよ行くわよ、シスター・ミミ」
ミミ 「うん。あっ!その前に・・・・」
るちあ 「何?」
ミミ 「エアパッキンある?」
とんでもない客人だった気がした。
(続く)