二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: マーメイドメロディぴちぴちピッチ〜嵐の後の嵐〜 ( No.13 )
日時: 2009/12/27 10:14
名前: R@Mi (ID: tuG0e6yh)

エピソード11


琴羽 「さぁ、この毒を撒き散らせば姿を現すかしら?」

るちあ 「待ちなさい!」

琴羽 「あれ?マーメイドプリンセス様が3匹も・・・でも今日は貴方達に用事は無いの。」

波音 「あたし達に用が無かろうと、あたし達はアンタに用があんのよ!」

琴羽 「う〜ん・・・。どうも上手くいかないわね・・・。オニアンコウを誘き寄せる為にはどうしたら良いのかしら?」

リナ 「ブラックビューティーシスターズに用があるのか?」

琴羽 「正しくは妹の方だけど・・・赤鬼の力はもう奪ったから、後は青鬼の方だけ・・・・。あいつの力を奪えば私がこの海の支配者になる日も近いはずよ」

るちあ 「力を奪った・・・!?いったいどういうこと!?」

琴羽 「あ・・・そうね。説明してあげるわ・・・。私のこの能力、毒で相手を操るものなの。」

波音 「だから何だって言うのよ!」

琴羽 「この毒は、ある物を指定して操る事ができるの。身体全身を操る事だって出来るし、手や足だけを指定して操る事もできるの」

3人 「・・・?」

琴羽 「つまり!この力を使えば、相手の能力の源を操って、私の体内に取り込ませて私の力として使う事ができる。」

リナ 「体内に取り込まれたら、元の能力の所有者はどうなるんだ?」

琴羽 「もちろん、能力の源は私の中にあるから、そいつはもう能力を使えないわ」

波音 「じゃあ、シェシェはもう能力は使えないの!?」

琴羽 「赤鬼から奪ったのは水妖を作る力のみ。でも、赤鬼の力だけでは大した水妖は作れなかった・・・・。」

るちあ 「だからミミを誘き出そうとしてたのね!」

琴羽 「でも釣れたのはアンコウじゃなくて人魚だったみたい。」

リナ 「ミミとシェシェが今こっちに来たら厄介な事になる。今のうちに片付けるぞ!」

るちあ 「分かったわ!」




<ピンクパールボイス>

<水色パールボイス>

<グリーンパールボイス>


るちあ 「たとえ私達の歌が通じなくても関係無い!海の平和を守るために、私達は歌うの!」



<ぴちぴちボイスでライブスタート!>


〜♪♪♪
〔七色の風に吹かれて 遠い岬を目指してた
 夜明け前 聞こえたメロディ
 それはとても 懐かしい歌〕

琴羽 「無駄だって言ってんでしょ!」

琴羽は毒針をるちあ達のライブステージに向けておもいっきり飛ばした。

パアァッっとライブステージが割れた。

3人 「キャァー!」

琴羽 「青鬼!さっさと出てきなさいよ!」


琴羽は怒り気味にるちあ達をギロッと睨みつける。


(続く)