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エピソード21


星羅曰く、今始まったばかりの作戦会議。
ホワイトボードには、『ことはをつるえさ』と全て平仮名で書かれていた。おそらく、おバカなミミが書いたものと思われる。

星羅　「それでは、一人ずつエサになりそうな物を言っていってください！」


るちあ　「・・・・食べ物？」

波音　「洋服！」

リナ　「新型家電製品」

かれん　「男」

ノエル　「男」

ココ　「男」

星羅　「それ自分の欲しいものでしょ！」

ミミ　「竜巻？」

シェシェ　「津波」

るちあ　「その2つは絶対にダメェ！！！」

海斗　「歌は？」


海斗がそう言った途端、全員が一斉に海斗を見た。


海斗　「・・・・え？・・・・何？」

るちあ　「それだ〜！！！」

波音　「さすが海斗クン！」

リナ　「歌といっても誰が歌って誘き出すんだ？」

かれん　「そりゃ、弱いやつが囮のエサとなってやるべきでしょ？」

ノエル　「そうね。この中で一番弱いのは・・・・」

ココ　「弱いのは・・・・」




不敵な笑みを浮かべた3人が見つめていたのは





ミミ　「・・・・！アタシ！？」

シェシェ　「誰が一番弱いですって！？」


ココ　「だってそうじゃない？」

波音　「いつも私達にやられてたんだもの」


シェシェ　「・・・・くぅ・・・！！」

ミミ　「アハハハ・・・・、」

シェシェ　「認めないわ！私達が囮なんて！」

ミミ　「認めようよ・・・・事実なんだから・・・」


るちあ　「決まり！これで作戦会議終わり！」

星羅　「ちょっと〜！司会はこの私！勝手に終わらせないでよ〜！」

波音　「それじゃあ、明日から作戦実行ね！」


マーメイドプリンセス　「オー！！！」


シェシェ　「・・・・。」



海斗　「・・・て、俺何したらいいんだよ」


（続く）