二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: マーメイドメロディぴちぴちピッチ*嵐の後の嵐キャラリク受付中 ( No.31 )
日時: 2010/01/05 21:26
名前: R@Mi (ID: plHoLMhK)

エピソード24


琴羽 「・・・・そして私は何年もかけ、自ら封印をといて此処に居る」

るちあ 「何で!?お母さんがマーメイドなら何で海を滅ぼそうとするの!?」

琴羽 「アリアは・・・・私とお父様をおいて逃げたからよ!無力なのよね、結局。何も出来ないのよ、マーメイドプリンセスなんか・・・・!だから私はこの海に復讐をするの!無力なプリンセスが支配するこの海に!」

波音 「そんな事させるもんですか!」

リナ 「るちあ!波音!ライブスタートだ!」

琴羽 「させるものか!!」


〜♪♪♪
 〔か〜ごめか〜ご〜め〜〕


琴羽が子供の遊びでよく歌われる『かごめかごめ』を歌い始めた。


〜♪♪♪
 〔籠の中の鳥は いついつ出やる
   夜明けの晩に 鶴と亀が滑った

     後ろの正面————〕


すると突然琴羽の姿が見えなくなった。

琴羽 「————だぁれ〜?」


気が付くと琴羽はるちあのすぐ後ろに居た。


るちあ 「何!!!?」


琴羽は迷わず毒針をるちあに飛ばした。


るちあ 「キャァ!!!」

波音 「るちあ!!!」

リナ 「大丈夫か!?るちあ!?」


るちあは下の岩山に倒れこんだ。


るちあ 「体に・・・・力が入らない・・・・」

琴羽 「どう?私の『頭脳プレイ』ってヤツは。」

リナ 「どうなったんだ?何で突然るちあの後ろに・・・」

琴羽 「私の能力がこの『毒針』だけだとでも思ってたのかしら?水妖にはね、多数能力を持っているのも居るのよ。そこのオニアンコウだってそうでしょう?」

波音 「今の能力はなんなのよ!?」

琴羽 「・・・・これはね・・・・・あるものを操っているのよ」

ミミ 「・・・時間・・・・」


琴羽 「あら?勘だけは良いのね。青鬼ちゃん。」

シェシェ 「だって、さっき私達にはその技かけなかったでしょ?」

琴羽 「あれ?そうだっけ?・・・・まぁ、その青鬼の言う通り、私は様々な物の時間を操る事ができる。それだけの話。」

波音 「それじゃあ、初め私達の歌が聞かなかったのはその所為!?」

琴羽 「そういうことね。でも何故か新しい歌は時間操作が弾き返されちゃうのよねぇ〜・・・・ック!」


琴羽がまた苦しみだした。


波音 「貴方・・・良くそうなるけど・・・・」

琴羽 「・・・・・これは、自分・・・自身の・・・毒に、体が耐えられない・・・だけ・・・・!全く!人魚の血さえ混じって・・・・な、ければこんな事には・・・!」


すると琴羽は、一番近くに居たミミの腕を引いた。


琴羽 「貴方の生命力・・・・少しお分け頂けるかしら?」

ミミ 「く・・・ぅ!」

毒針がミミの体内に入ってきた。

シェシェ 「はぁ!!」

琴羽 「うっ!!」


シェシェに蹴りを入れられた琴羽の手からバチッ、と毒針が消えた。


リナ 「今日はいったん退くぞ!るちあ!波音!」

琴羽 「・・・!待ちなさい!」

BBS 「行かせるか!!」


2人は琴羽に向かって重圧プレスを放つ。


琴羽 「アァ!!!」


そして5人は去っていった。



(続く)