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エピソード26


るちあ、ミミはそれぞれの自室で休む事に。


シェシェ　「・・・・・。」

にこら　「シェシェちゃん？」

シェシェ　「・・・・・！　え？」

にこら　「どうしたの？手が止まってるわよ？」


キッチンで炊事の手伝いをしていたシェシェが、にこらに指摘され、ようやく自分の手が動いてない事に気付く。


シェシェ　「あ・・・。すみません・・・」

にこら　「ミミちゃんが心配？」

シェシェ　「はい・・・。」

にこら　「こっちはいいから、ミミちゃんのそばに付いていてあげたら？」

シェシェ　「でも・・・」

にこら　「大丈夫よ。こっちには手が沢山あるからねぇ・・・」


ギロリとロビーの方を見るにこら

視線の先には4人のマーメイドプリンセス。


かれん　「・・・・。」

ノエル　「あはは・・・。」

ココ　「あ・・・あたし達はほら！不器用だから・・・な〜んにもできないわよぉ〜・・・ってコラ！星羅！何処行くの！！！？」


ココの声など耳に届いていない星羅は、猛ダッシュでパールピアリを出て行く。


にこら　「プリンセス様！貴方達３人でもいいから手伝ってくれますかぁ？」


『手伝ってください』ではなく『手伝え』の方が正しいのではないか？と思う３人であった。


（続く）