二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【恐怖シリーズ】 ( No.5 )
日時: 2009/12/31 21:34
名前: 未鈴 ◆Al.1IJD9xg (ID: EbRIJM5s)

第4章

【私の人形】


母は、小春に新しい人形を買ってあげた。
その人形は、とても品の良い、可愛い人形でした。

小春はその人形が気に入って、いつも布団の横へ置き、いつも抱いてばかりでした。
そのため、食事のときも邪魔でしょうがないし、もう汚くなってきたので、お母さんがこっそり小春の寝ている間捨てようと思いました。

そしてその日、人形を抱いて寝ている小春から人形をそーっと取り上げて、ゴミ袋へ入れて、ごみを出しました。

そして次の日、いつもの様に階段から降りてきた小春です。
が、可笑しいです。夜中に捨てたはずの人形が小春が抱いていたのです。

「可笑しいわ・・・」

不思議に思ったお母さんでした。

そして次の日、もう一回捨てに行きました。

・・・でも朝起きてきた小春はあの人形を持っているのです。
可笑しく思った母は、見てみることにしました。

夜中、また捨てにいきました。

そして夜中の3時。

「・・・ごとっ!」

すると、窓から人形が歩いているのです!!!
そして、のぞいていた母を見て、

ギロッ!


母を睨みました。

「キャァーーー」

その後の記憶は覚えていません。


そしてその人形は、それ専門のところで焼いてもらいました。

でもあれは何だったんでしょうか。

不思議です。


          -END-