二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 孤独ナ天使 【D.Gray-man】 ( No.2 )
日時: 2009/12/28 19:08
名前: 白夜 (ID: jusjvnjl)

【第10夜 いいユメ】

『もしかしてさあ、君はオッドアイ?』

『そういうわけじゃないわ。視力がないの』

『右目の視力がないんだー・・・かわいそうだね』

わたしの右目は視力がゼロ。
だから濁った青色の瞳。左目は綺麗な青だけどね。
金髪の少年はニコリ、と笑った。

『じゃあまた明日ね、僕は帰るよ』

うん、また明日ね、ユーリィ。


───・・・
─────・・・

今日はイイ夢をみた気がする。
あんまり覚えてないけど。

今日はこの黒の教団に来て、5日目。
だんだん馴染めてきて、楽しい。
リナリーやラビ、アレン、神田、クロウリー。
たくさんの仲間がいる。

「テテオちゃん、兄さんが呼んでる」

朝ごはんを食べていると、リナリーに声をかけられた。
最後の一口を食べ、急いでコムイ室長の元へ向かう。

「コムイさん、来ましたっ」

ドアを開けると、コムイさんとラビ、アレンがいた。

「やっと来たね、テテオちゃん。任務だよ」

「初任務ですよね、テテオ?」

「えぇ!」

コムイ室長から資料をもらい、目を通す。
お母さんからもらったネックレスをいじりながら。
───これは無意識にやっちゃうの。

「いってらっしゃい」

わたしの初任務。
ラビとアレン。